君の名は希望

優馬くんの名前は希望と今 知った

舞台「それいゆ」第1幕

舞台「それいゆ」について、一個人の感想と見解を含めた記事です。

(セリフは忠実に汲み取ったつもりですが、確実ではありません。)

私が今あるありったけの力を使って、この目でみた「それいゆ」を残したいだけですが、お付き合い出来る方はぜひ。

 

  • 語りのシーン

舞台には、真っ黒い台と真っ白い服に身を包んだ淳一だけ。

そこに手を伸ばし淳一はずっと一点を見つめ続ける。

「違う、こうじゃないんだ。」

そうつぶやいて何度も何度も手を伸ばし、角度を変え、向き合い続ける。

私ははじめ、そのシーンを見たとき、何をしているのか分からなかった。

なぜなら、その真っ黒い台には何もないから。

キャンバスがあるわけでもなく、銅像があるわけでもなく、洋服が飾られているわけでもない。

何も無い。あるとしたら、真っ白なもやのような煙と、オレンジに照らされたぼんやりとした光だけ。

だから彼が、何をしているのか、何に対して違うと言っているのか分からなかった。

そしてそのまま一生懸命向き合って、夢中で何かを作っている淳一を囲むように、登場人物たちが現れる。

そして彼が残した詩を読み上げるのだ。

 

もしこの世の中に風にゆれる『花』がなかったら、

人の心はもっともっと、荒んでいたかもしれない。

もしこの世の中に『色』がなかったら、

人々の人生観まで変わっていたかもしれない。

もしこの世の中に『信じる』ことがなかったら、

一日として安心してはいられない。

もしこの世の中に『思いやり』がなかったら、

淋しくて、とても生きてはいられない。

もしこの世の中に『小鳥』が歌わなかったら、

人は微笑むことを知らなかったかもしれない。

もしこの世の中に『音楽』がなかったら、

このけわしい現実から逃れられる時間がなかっただろう。

もしこの世の中に『詩』がなかったら、

人は美しい言葉も知らないままで死んでゆく。

もしこの世の中に『愛する心』がなかったら、

人間はだれもが孤独です。

 

そして舞台の真ん中で小さく眠りにつく先生を見つめながら、

 

五味「不思議な人でしたねえ。華やかで、地位も名声も金もあって、それでいてどこか満足していない、いつも満たされていない顔をしている。」

元内「彼は時代に求められた天才だった。」

 山嵜「いや、彼は時代を逸脱した天才だった。時代を先取り、いつしか時代に取り残された悲劇の主人公だった。」

 天沢「ひまわりのように鮮やかで、その実、誰よりも不器用な男。」

 

と次々に、先生について語りだす。そしてその過去を振り返るかのように静かに物語は始まっていく。

 

  • アトリエでの出会い

天沢が、舞子に強引に連れられて向かうのは淳一のアトリエ。そこは、まるで外国に紛れ込んだかのような雰囲気で、とても戦時中とは思えない空間だった。

そしてそこにいる中原淳一もまた「異質」であった。真っ白いスーツ、足元まで眩しい純白に包まれる淳一に天沢は衝撃を受ける。アトリエの外では、誰もが窮屈に暮らし、下を向き、我慢をしているのが当たり前だったからだ。天沢もそのうちのひとりだった。大好きな歌も、歌えるようなご時世ではないからと気持ちにふたをする日々。

そんな天沢に、淳一は投げかける。

「歌えばいいんだよ、天沢くん。歌いたいなら、歌えばいい。」

 

物語のはじまりであるこのシーン。実は私はこのシーンこそ、いちばん中原淳一を表していると思っている。戦時下、誰もが国民服を身にまとう中で、それは生地がゴワゴワしていて嫌いだからと真っ白なスーツを着るこだわりの強い人。それはとても「異質」でイレギュラーだ。天沢がおかしいと言ったのは、きっとあの時代にいるとふつうの感性なのだろう。むしろ変なのは時代にまったく対応していない淳一の方。そんな淳一の変人っぷりがいちばん最初のシーンで炸裂している。

人の話を聞いているようで聞いていない、突拍子もなくイチゴの美味しい食べ方の話をする、一番最初という最もインパクトの大きいシーンで、主人公・淳一が「変な人」だと印象を与える。それだけでもうすぐに物語に色がついてグッと引き込まれるから、とても入り込みやすい最初だなと思った。

 

さらに淳一はこうも言う。

「ご時世なんて関係ない。自分自身の夢を妥協なく求めること、大切なのはただそれだけだ。たとえ戦争をしていようとなかろうと僕は同じ生き方をするよ。」

この言葉で、淳一がただの変人でないことが分かる。自分の中に確固たるこだわりを持って、服を着て、好きなものを好きだという生き方をしているのだと。戦争への反発心や拒絶ではなく、この人はただ単に自分の意志に正直な人なんだと。こうして淳一の純粋でただひたすら真っ直ぐな思いに天沢は感化されていくのだ。

 

「咲き誇る花は美しい。色や香り、生命力に満ちているからね。でもその花が枯れてしまっても、人の手で工夫を凝らすことでまた違った美しさを手に入れることができる。生きた花とは別の美しさを得ることができるんだ。これが本質的な美しさだ。」

また淳一はこんな持論も展開する。「本質的な美しさ」淳一がずっとずっと大事にし、追い求めていったもの。ここではドライフラワーを引き合いにして語られる。枯れてしまった花も、人が手を加えることで咲き誇る花と同じになれる。つまり、枯れてしまった花も咲き誇る花も、花である限り本質は同じであって、十分に美しくなる可能性を秘めている。と淳一は言うのだ。

淳一がこのセリフを言うのは、天沢が歌を披露した後だ。淳一は彼に「君にクラシック音楽は向いていない。ポピュラー音楽に転向した方が良い。」と告げたあとにこの話をする。

何の話か分からず、みんな首を傾げるのだが、淳一は本質的な美しさ=天沢の歌声、クラシック音楽=咲き誇る花、ポピュラー音楽=人が手を加えた枯れた花、と例えたかったのではないだろうか。つまり天沢の才能は認めていたが、ただ輝く場所が違うと指摘したかったのだ。たとえポピュラー音楽に転向したとしても、天沢の歌声は美しいと言えばいいのに、わざわざ小難しいたとえ話をするあたりが「淳一先生」だなと思う。

 

  • 「少女の友」の編集長・山嵜とのアトリエシーン

独自のこだわりを持ち続け、それに正直に生きている淳一にとって、戦争とはそれを奪うものでしかなかった。ついには、その影が淳一の足元にも及び「敵性文化であり、華美ゆえに時局に合わない」淳一の挿絵はそう判断されてしまう。当時押しも押されもせぬ人気作家だった淳一をどうしても失いたくない編集長は、彼にもんぺ姿の少女を描くように提案する。そんな提案を淳一はあっさりと放り投げた。

 

「僕がワンピースやスカートをはいた少女の絵を描くのは、贅沢禁止令の中で、オシャレすら許されない少女たちへのせめてものなぐさめなのです。だけど、もんぺは少女たちにとってただの日常だ。そんな挿絵を見て楽しい夢を見ることができますか?」

繊細でまっすぐな淳一の思いさえまかり通らないくらい時代は厳しかった。

 

そんな時代に向かって淳一は言う。

「美しさを愛でる気持ちや、個人の夢まで奪わなきゃ勝てないなら、……そんな戦争負けたっていい。」

あの時代でこの思想はどれだけ過激で反発的だと捉えられたのだろうか。そして自分の言ってることが当たり前のことなのに、それすら許されず過激だと批判されるのはどれほど心が痛かっただろうか。そしてそれでも妥協せずに自分の思いを貫き通しもんぺを描くことを拒絶した淳一の覚悟はどれほどのものだったのだろうか。

私はそんな淳一を、自分の思いに忠実で、明確な意思を持っている、とても強い人。戦争の渦の中に巻き込まれない覚悟を持っている人。そう思っていた。

 

  • 淳一の心の葛藤シーン

でも違っていた。ただ強い人ではなかった。人一倍の覚悟を持ちながら、人一倍の不安とも戦っていた人だった。自分の中から湧いてくる「本当にもんぺ姿の少女を描かなくてよかったのか?」という感情と正面から向き合っている人だった。

白いマントをはおった「もう一人の自分(淳一自身)」なのか「世間(周囲)の声」なのか、はたまた自分が作り上げてきた「作品」なのか、そんな得体のしれない物体に追いかけられることに人一番怖れていた、とても弱い人だった。

 

  •  舞子と淳一「絶交しよう」

淳一が「少女の友」の専属作家を辞めてしまったことを知りショックを受けた舞子は、アトリエで淳一にすがる。

「私も我慢してるから、先生も我慢してよ!我慢して少女の友に挿絵を描いて!!!!!」

悲痛な彼女の叫びは、とてもわがままで無茶なお願いだった。でもきっとそれくらい、彼女や当時の少女たちにとって淳一の画は生きる希望であり、戦争を忘れられる唯一の楽しみだったのだろう。しかし、淳一にも曲げられない信念があった。

「舞子くん。君もわがままだし、僕もわがままだ。だから絶交しよう。今後一切このアトリエに出入りするのは遠慮してくれたまえ。」

こうしてふたりはすれ違う。涙をいっぱいためた舞子に突き飛ばされた淳一が少し悲しそうにうつむくのがすごく切なかった。舞子の思いも分かるし、淳一の突き通したい信念も分かる分、ぶつかって交わらなくなってしまった思いが痛かった。淳一は夢見る少女のために「もんぺを描くくらいなら」と降板したのに、その少女はもんぺを描いてでも辞めないでとすがる、矛盾した二つの欲求が相手を強く思うが故の衝突なのが歯がゆかった。

 

  • 五味と淳一、出会う

舞子の婚約者である実業家・五味。彼との出会いもまた淳一に影響を与えて行く。

「あなたの作るものは素晴らしい。当たり前だ、本物なんだから。でも例えばもし、このドライフラワーのまわりに似たような花を置いたとして、果たして何人の人が本物の花を選ぶでしょうねえ。この世の中にはね、偽物でも満足だという人もいる。だから私の商売が成り立っているんですよ。」

もちろん偽物は決していいものではない。彼もきっと誇りを持ってしているわけではないだろう。でも売る人が、作る人とが悪いのは当たり前だが、買う人がいるから成立するのが商売だ。この商売が成り立っているのはそういう「妥協した、なんのこだわりも持たない人」つまり淳一とまったく真逆の者がいるからなのだ。五味は正攻法ではないし決して綺麗とは言えないが、彼もまた人間をよく知るうえで自分の意志を持つ男だった。こだわりを持たない、流行ったものを次から次へと真似ていき世を渡っていく、そんな淳一とはまったく真逆のこわりを持っていた。言うなれば、こだわりを持たないという「こだわり」だ。

 

そんな現実を突き付けられた淳一は、「帰ってくれ!!!!」と五味に怒鳴る。そして疲れた顔で天沢に尋ねるのだ。「君はどう思う?」それに天沢は、僕はあなたの信念や生き方を否定する気はないと言い切ります。 

「歌いますよ、僕は。もう時代のせいにして下を向くのはごめんです。」

彼は淳一と出会ったことで、我慢をして下を向いていた自分と決別し始めていた。歌えばいいと言われて、淳一の前で歌った喜びがきっと、彼の心を満たしたのだと思う。そんな天沢に嬉しそうに微笑んだ淳一は「見せたいものがある」と告げる。きっとこのとき、淳一は天沢に本当に心を開き、この人になら「僕」を見せてもいいと思ったのだろう。

 

このシーンは、淳一と天沢の距離が一気に近くなり、心が寄り添い始める一方で、ずっと淳一のそばにいて、彼を支え続けてきた桜木との歯車が狂い始めるきっかけともなっている。「桜木くん、今日はもういいよ。」と言われ、静かに頷いて蓄音機を止めにいく桜木の顔はどこか淋しげで、胸が痛くなる。と同時に「ずっとそばにいたのは僕なのに…」「先生のことなら僕が一番分かってるのに」という気持ちと「僕も先生の信念をまっすぐ信じられたらいいのに。」「僕がいちばん理解してあげないといけないのに」という狭間にいたのだろうか。ふたりを見つめる桜木はとても複雑そうな顔をしていた。

 

  • 淳一と天沢の誓い

アトリエの奥の部屋に連れられた天沢はそこで、淳一からあるものを見せられる。冒頭で、淳一がずっと向き合い丁寧に触れていた得体の知れないものだ。そこにあったのは人形だった。それもフランス人形などというようなカテゴリーにも属さないような、いわば何にも例えられない芸術品だった。

 

そこで淳一は静かに語り始める。

「僕が目指しているのは、ただ純粋に完璧な造形美としか言いようのないもの。誰もが疑いようのない美しいものだ。」

 

話しているうちに淳一の眼は遠くを見つめ、強く意思をもった輝きを放ち始める。

「僕は美しさに答えはないと思っている。国や文化、どんな環境に生きているかで何を美しいと感じるかは変わるからね。それはとても素晴らしいが同時に怖いことだ。なぜなら、意図的に誘導できるからさ。人は弱いから、誰かが押しつけた価値観を、まるで自分の価値観のように錯覚することがある。右へならへで考えることをやめてしまうのさ。もんぺをはかされているのではなく、自分の意思ではいているんだと思い込んでしまうんだ。

だから僕はこの手で証明したい。魂が震えるほどの間違いようのない美しさが世の中に確かにあるんだということを…!」

淳一は、完璧な造形美を追い求めていたのだ。

そしてその理由をこう言っている。

「自身の生き方、魂を極限まで磨き上げて、純度を高めて挑む。なぜなら、彼らが見ているからね。僕の中にある不安や、弱さを。決して見逃さないように。」

彼らとは、得体のしれない真っ白い物体だ。仮面をつけ、白いマントを羽織った物体。淳一が葛藤し、戦っている奴らのことだ。言わば、見えない敵のようなもの。その彼らが見ているから、淳一は完璧な造形美を求めていると言うのだ。他の誰にも見えない、自分の中だけでの戦い。誰かと張り合うのではなくひたすら自分と向き合い、自分の中の敵と戦わなければいけない挑戦。淳一はいつもそうだった。内側との戦い。自分との勝負。他を顧みず、それだけを追い求める。一見すると、ただの自己満足のような、自己中心的な挑戦に思える。でも証明するためだけに他人の評価が欲しい。美しさを認めて欲しい。なんて独りよがりなんだろう、なんて矛盾してるんだろう。でもこの淳一の矛盾こそが、彼が作品を作る原動力だし、彼の人間味だと思った。いびつで、不器用で不思議な人だ。

 

そんな淳一に向かって天沢は約束をする。

「先生あなたならきっと完璧な造形美を作り出すことができますよ。ですから、約束します。僕は生涯、先生の生き様を見つめ続けると。先生が追い求める完璧な造形美が出来上がるその日を、1番近くで見届ける。構いませんよね?」

かたい握手と、契りを交わしたふたりは、それからお互いにとって唯一無二の存在となっていきます。

 

  • 画材屋ヒマワリ開店

淳一は少女の友を辞めても、少女たちに夢を与えることをやめようとはしなかった。かわりに、自分の作品を待ってくれている人に直接届けようと「ヒマワリ」という店をはじめた。

 

そこで開店祝いに訪れた山嵜編集長は、淳一に向かって言葉を投げかけます。

「君の妥協のない生き方は、いつか自分自身の首をしめる。いつか少女の友をやめたことを後悔する日が必ず来る。」と。

淳一は「そんな後悔するくらいなら死んだ方がマシだ」とつっぱね、怒ったようにその場を去ってしまう。

 

そして舞子を連れて田舎の長野に引っ込むことになった五味も挨拶にやってきて、そこで天沢に淳一についてこう語る。

「あの人は強いようで弱い。こだわればこだわるほど自分自身の首をしめていくような、大きな矛盾を抱えていくような、そんな危うさを感じたんですよ、あの先生からは。」

そして、「誰があの人のことを分かってあげられるんですか?」とも。

五味さんもやっぱり人との関わりを生業にしてる人だから、人を見る目はすごくあるんだろうなと思う。きっと人一倍、人間の感情に敏感で、繊細な部分を読み取るのもうまい。そんな彼から発せられる「あの人は強いようで弱い。」の言葉の重みはすごいなあ。五味から与えられた言葉でより一層、淳一の脆さや弱さが縁取られて、人間味が増していく。中原淳一という人物を他人がどう見ているのかを提示することでより一層深みを増していく人物像があって、その描写がうまいなと思ったシーンだった。

 

  • 淳一の心の葛藤シーン

一方淳一は苦悩の中にいた。山嵜編集長の言葉を反芻して、葛藤していた。「僕には僕の理想がある。」自分の中にあるこだわりと、現実との折り合いのつけ方がものすごく下手くそで、不器用な淳一らしい苦悩だと思った。妥協を許さないこの生き方が正解なのか、本当に後悔しないのか。白いマントを翻して、淳一の周りを囲む敵が何度も何度も淳一を責める。そのたびに、眉を顰め、潤んだ瞳を見開き、不安を振り払うように両手を振り回す淳一は、深い深い闇に吸い込まれていくようなどうしようもなさを身にまとっていた。

「昨日作ったものは今日古くなり、今日作ったものは明日には古くなる。歩みを止めてしまうのが怖いのだ。」

淳一はそうつぶやきながら、必死にまとわりつく敵を振り払う。 それでも奴らは淳一にずっとつきまとったまま…。

 

ここで1幕が終了します。1幕は、時代は戦中。贅沢の許されない、皆が同じことをしなければならない、制限された世界。自らが選ぶことのできない、自由のない世界。その時代の中で、淳一は自らのこだわりに向き合い続けた。いくら制限され、自由を奪われても、美しいものや、夢を追い続けた。彼にとっては、生きづらい世界だっただろう。だから、毎日あの敵と戦っていたし、後悔に苛まれていた、でもそんな苦しみの中でさえも作品を生み出してきた。きっとそれが生き甲斐だったし、自分を表現する方法だったのだろう。果たして彼のこの苦しみは、この時代ゆえだったのだろうか。制限されていたからこそのあの苦しみだったのだろうか。そういう疑問を残して終わる1幕だった。そしてその1幕と新しい時代へと突入した2幕のコントラストがすごく面白いのだ。

というわけで、2幕に続きます。

 

辰巳雄大くんと中山優馬くんのエピソード集

優馬くんの話を聞いていると、必ず出てくる名前がある。もうこの時点でたぶん優馬担だったら「あーはいはいあの人ね(^ω^)」って察しているであろう、そう正解、辰已雄大くんだ。

だいたい優馬くんが楽しそうに話し始めると数秒後には「ゆーだいくん♡」と言い出すのが優馬担の中で、もはや当たり前の出来事となってきた。
 
そんなふたりが共演する舞台がいよいよ明日幕を開ける。
ふたりの念願だった舞台上での共演。そしてその共演のおかげで、ふたりでの雑誌やテレビでの露出がとても増えた。
……だがなんかちょっと…様子がおかしい。おかしいと思うのは私だけだろうか。とりあえずザッと語られたエピソードを並べてみる。
 
エピソード1
優馬くんが中原淳一さんの描く美人画に似ているという話から
辰巳「優馬って何をやってもちょっと品が出るじゃない。そういう感じがあのイラストとぴったりなんだよね。あの格好の優馬だったら、チューできるかも(笑)」
優馬「何それ、意味が分からない(笑)」 

 

そうなんです、ナチュラルにコレを繰り広げるのが、たつゆまです。こんなん序の口です。にしても優馬くんの「意味が分からない」のバッサリ感がいっそ清々しいwwww誌面には(笑)ついてたけどたぶんこの人ナチュラルに真顔で言ってそうだなこれwww
 
エピソード2
辰巳「俺がここまで気持ちをシンクロできるヤツ、年下はもちろん、同い年にも、年上にもいないよ。おかげで、ホントなら知られたくないことまで、優馬には知られちゃってるし…」
優馬「雄大くんも俺の闇の部分(笑)をたくさん知ってるじゃないですか。」
辰巳「わかりやすく言うと、俺は人前で弱いところを見せたくないタイプなわけ。それこそメンバーにもね。だけど優馬には見せちゃうんだよなあ。」
基本的にどの対談でも辰巳くんが、なかなか深いところまで語ってくれるから、知らなかった優馬くんとか、けっこうあけすけに2人のことを語ってくれるのが面白い。本人達からきく関係性ってやっぱりすごくリアルだし、こういうネガティブな部分のことは余計敏感に感じとっちゃうよね。あと、人前で弱いところを見せたくないのは優馬くんも同じだと思ってるから本当にこのふたり似てるんだろうなーって感じたエピソードでもある。
にしてもこうやって対談とかがあるまで、優馬くんの方が「ゆーだいくん♡」ってひたすら懐いてる感じしてたけど、意外と辰巳くんも辰巳くんで愛が重そうだった……www
 
 
エピソード3
優馬「そういえば、前に俺の地元の友だちが東京来たとき、ごはん連れてってくれたじゃないですか。気をつかってもらってすみません。」
辰巳「全然!地元の友だちを紹介してもらえるなんて、逆にうれしいよ。」
優馬「みんな「今度はいつ、雄大くんに会えるんだ。」って言ってます(笑)」

 

……楽屋で話せよwwwwww
と、一瞬なに読んでんのかなこれって感情が迷子になったエピソード。
優馬くんって仲良くなった人に自分の友達合わせがちなところあるから、自分の仲良い人同士をくっつけるプロだから、これ聞いた時にあ、優馬くんも辰巳くんもお互いに対してガチだこれwwwってなった。
本気で仲良くないと聞けないエピソードですね。優馬くんも「先輩」には地元の友達さすがに紹介しないだろうから、良い意味でそう思ってなくて本当に辰巳くんに心開いてるんだなーって思うし、辰巳くんも地元の友達紹介されて嬉しいってもうただの友達のテンションじゃんって思うから微笑ましい。
それとあと、優馬くんの友達に「今度いつ会えるの」って言わせる辰巳くんの人間力がもはや神レベル…………。天性の才能としか思えないこの愛され力な……。そしてやっぱり辰巳くんに懐くのは優馬くんの友達だなって。類は友を呼ぶってやつですね。
 
 
エピソード4
優馬「俺に不満、ありません?」
辰巳「だから~、俺の秘密を知りすぎてるところだってば♡」
…………だからなに読まされてるのかなコレ?(^ω^)
誌面上でただただ惚気話聞かされる私達(おたく)な……
もはや「あーはいはい(^ω^)」の境地まで達した。
ここまで読んで分かったけど、やっぱり辰巳くんって愛重めだよね……??優馬くんばっかり懐いてるって思ってたけど、そうでもなかった(笑)むしろ辰巳くんの方がちょっと重めでは……と思い始める始末。
なんだろうね……この「俺の秘密」の言葉のお前ら入ってこれねーだろ感……
語尾の♡から伝わる「俺と優馬だけ」みたいな優越感浸りまくり感……!!!
辰巳くんぜったい独占欲も強いタイプだ!!!!
にしてもこうやって言われると絶対優馬くん嬉しいだろうから、辰巳くんって分かってるなーってつくづく思う。辰巳くんから漂う爆モテオーラはだいたいこういう発言に滲み出ていると思っている。
 
 
エピソード5
辰巳「釣りに誘われたときも全部準備してくれて、「これ雄大くんのです。もう糸もついてます。」っていたれりつくせり。俺が女のコだったらキュン♡だね!それに、ふだんはしっかり者なのに、たまに甘えん坊な一面が見えるときがあって。いっしょにお酒飲んでるときに「雄大くん、大好きっすわ」って言われると、かわいい後輩だなって(笑)優馬ってそんなの言わない感じなのに、そのギャップはズルい!!」
 
ここまで一息です感がヤバい。
基本的に、優馬くんの魅力について語る文が異常に長い辰巳くん。
そして辰巳くんが話す優馬くんのエピソードってハズレなくピカイチかわいいの。
絶対同担だろってくらい需要のある話しかしてこない辰巳くんなんなのこわい……(震)
甘えん坊て(死)しっかりしてるのにお酒飲むと甘えん坊て可愛さがすぎてる(死)
可愛さが致死量超えてる_:(´ω`」 ∠):_
そしてトドメの「雄大くん、大好きっすわ」でしんだ。
軽率にしんだ。もうむり生き返れない。(語彙力の消失)
どんなテンションで言ってんのかな。優馬くんの「大好き」とか可愛さしかないだろ天使かよ……。絶対かわいい……。雄大くん前世でどれほどの徳を積んだから優馬くんに「大好き」って言われる人生を手に入れたのだろうか…。ゆまコンの最後の「よりによって心がないっ!」って言ってる映像の優馬くんを酔ってるって思いながら見たらすこぶる可愛いから、あれをエサに妄想したら軽率にしんだ。かわいい。むり。やだ。かわいい。(語彙力も三途の川渡った)
 
あと他にも、
「一緒に食事にいくと時間が経つにつれてカワイイ年下感を出してくる。「今めっちゃ楽しいなぁ~」みたいなことをサラッと言われてキュンとした。「もっとこの子を喜ばせたい」って思っちゃう。」
とも言っていた。なんなのめっちゃ出てくるじゃん…カワイイ優馬くんのエピソード泉のように湧いてくるじゃん…なんなの辰巳くんは普段どんな優馬くん見てんの…(地団太)
にしても「今めっちゃ楽しいなぁ~」「雄大くん、大好きっすわ」の優馬くん完璧オトしにかかってるし、合コンで言ったら百戦錬磨のつわものじゃん…!!現に「もっとこの子を喜ばせたい」って完全に相手オチてる…!!辰巳くんズブズブ両足沈んでる…!!!
さっき辰巳くんは何を言ったら相手が喜ぶか分かってんなーって言ったけど、優馬くんはたぶん天然ものでやってるから余計タチ悪そう。いちばん合コンで同性敵に回す女子のやつ。
辰巳くんは計算して喜ばせてくれるプロ仕様だけど、優馬くんは無意識の狙い撃ちハンター仕様すぎる。あざとい。
この天然さが辰巳くんに効くんだろうな……。
だって「優馬ってそんなの言わない感じなのに、そのギャップはズルい!」って完全にハマってる人の発言としか……!!
ああこうやって人ってオチるんだなって悟った瞬間。
そしてああこうやって優馬くんて色んな人からズブズブに愛されてきたんだなって悟った瞬間。そりゃみんな可愛がるよ…。
 
エピソードとしては以上ですが、他にも優馬くんが「雄大くんは普段明るい分、闇が深い!」って言ってたりとか、お互いがお互いについてけっこう赤裸々に語ってる部分もあって、本当にひとつひとつが濃くて面白い対談だなあと思いながら見てました。でもやっぱり様子がおかしいとは思う(笑)はたから見たら完全に付き合ってるとしか思えないし、お互いがお互いの理解者だと絶対思い合ってるし、なんなら恋人より密度の濃い距離の近い関係に見える。ほんと…何を見せられているんだろうか我々は…(震)
ここまで読んでみて、一周回ってまた「たつゆまとは一体…」ターンに入るから本当にこのふたり次元が違う。
ただ何回でも言うけど、辰巳くんが持ってくるエピソードは百発百中でカワイイ(T_T)(T_T)(T_T)ってなるしかないので、優馬担は結局辰巳くんには頭が上がらないし、徳を積んだ辰巳くんを(同担として)尊敬するしかない。優馬担の尊先is辰巳雄大
 
このふたりが共演する舞台の幕がもうすぐ上がる。プライベートもほぼほぼ一緒にいるこのふたりが舞台の上ではどんな化学反応を見せるのか。
それをこの目で見たら「たつゆまとは」の答えが見える気がする。このふたりが積み上げてきた時間がなんとなくだけど姿を見せる気がする。
ふたりが熱望して一緒に挑んだものの答えが、結晶が、どう目に映るのか。今とても楽しみです。
……なんかすごいクソ真面目な最後になったことに自分がいちばん驚いてる…。
さて明日!!!!!!幕が上がるぞ!!!!!楽しみだー!!!!!

 

今を見つめられるファンになりたい

2016年が始まって半年近くが経とうとしている。
そしてもうすぐ、優馬くんの誕生日に発表された主演舞台の幕が上がる。
それが終わればすぐに、主演映画の公開も控えている。
ありがたいことだ。今年も優馬くんに仕事がある。
どれも主演と謳われるもので、少し緊張もするけど、楽しみの方が大きい。
すぐ近くにこんなに楽しいことが控えていると、こんなにも毎日明るくなるのかと思うし、待ち遠しく思いながら過ごす日々は幸せだ。
さらには、今年の終わりにもすでに仕事が決まっている。
私がいつか優馬くんに!と望んでいたミュージカルだ。しかも優馬くんが師匠と慕う屋良くんとのW主演。
初ミュージカルにして主演という重圧は、屋良くんがいることで和らぐのではないかととても心強くて、嬉しくて嬉しくて、今から年の瀬が楽しみでたまらなかった。

こうやって優馬くんの今年のお仕事が、こんなに先まで決まっていることは嬉しいし、ありがたいし、傍から見れば順調そのものかもしれない。
贅沢だ、と言われればそれまでだけど。
不満があるなんて思ってもいないけど。
満足してるわけでもなくて。
私はどこかで、まだまだだ、と思っていた。
まだまだ優馬くんを知らない人はたくさんいる。
舞台や映画の仕事はあっても、テレビの露出がまったくと言っていいほどない優馬くんにどこかもどかしく思う気持もあって。
最新シングルを出してからもうすぐ1年が経とうとしている。ファーストライブからも、もう1年が経った。
優馬くんを取り巻く環境は決して楽とは言えない。
優馬くんに対して、もっと貪欲にこうして欲しい、こうなって欲しいと思うことだってある。
舞台だけじゃなくて、テレビにも出て欲しい、歌もダンスも続けて欲しい、欲張りかもしれないけど、アイドルとしていろんなことに挑戦する優馬くんが見たい。

たまに、こういう焦りのようなもどかしさのような気持ちに支配される時がある。
何も急ぐことでもないのに、優馬くんはとてもありがたい環境に置かれているのに。
気持ちだけが先走って、理想にばかり目がくらんで。今の優馬くんじゃ、今のままじゃ、って「今」の優馬くんを見つめることを忘れてしまう。
未来のこうあって欲しい優馬くんばかり求めて、いちばん大切な今この瞬間の優馬くんを、目の前にいる優馬くんをないがしろにしてしまう。今の優馬くんには二度と会えないって分かってるはずなのに。
イヤなファンだなあ。焦りやもどかしさに支配される度に、そう思う。
今の優馬くんを認められないなんて、いちばんダメだ。
でもこういうダメな私を引き上げてくれるのも、また優馬くんだ。

今回はクロスハートの詳細が発表されたから。
私が想像していたよりももっと、大きくて豪華な舞台だった。
優馬くんの記念すべき初ミュージカルは、1ヶ月以上あるプレゾン並のものだった。
正直とても驚いた。屋良くんがいるだけでも十分だったのに、思ったよりもすごいキャストの方たちとの共演だった。
純粋にワクワクした。早くこの舞台に立つ優馬くんを見たいと強く思った。 
この華やかで大きなミュージカルで主演を飾る優馬くんにもっと期待したいと思った。
そうだ、優馬くんは今からこんなに大きい仕事を成し遂げるんだ。何も焦ることなんてない。
こうやっていつも、ダメな私を引き上げて、今の優馬くんを見なければ、と思わせてくれのは他の誰もでもない、優馬くん本人なのだ。
今回もまた優馬くんに引き上げられた。

優馬くんと同世代の仲間達が、大きくなり、あっという間にすごいスピードで駆け抜けていく。Hey! Say! JUMPSexy ZoneジャニーズWEST、いつも手を取り合って同じものを目指しながら階段を登る彼らは眩しくて、キラキラしていて、見るたびにグループっていいなと羨ましい気持ちになる。と同時に、優馬くんも同世代として、1人でも彼らに並べるように、グループ分の輝きを放てるようになって欲しいと願っている。それが故に、同世代がどんどん階段を登るたびに焦ったりモヤモヤしたりする時もある。
そんな時に優馬くんを見ると、自分のモヤモヤがスッと消えていくのだ。優馬くんはきっともうそんな次元にいないのだろうなと思わされる。もちろん人間だからモヤモヤしたり焦ったりもあるだろうけど、そんなものに支配されたりはしないんだろうなあと思わされる。
改めて私が好きになった人は、強い人だなと思うのだ。
だって私が見る優馬くんは、いつだって目の前のこととまっすぐに向き合って全力で今を生きているから。
その姿を見る度に、私もそうでありたいと思うのだ。私も今の優馬くんと向き合いたい、今この瞬間の優馬くんを感じたい。人と比べるのではなく優馬くんだけを見ていたい。そう思う。
いつだって優馬くんが強いから。ファンである私も、そういう欲に支配されない強いファンでありたい。
優馬くんに見合ったファンでありたい。そう、強く思う。

またきっと、焦りだったりモヤモヤした思いを抱くこともあるだろう。
ソロで活動する優馬くんにとっては時間がかかる、難しいこともあるかもしれない。
でもきっと。私が翳りを感じても、優馬くんが雲間から新しい光で照らしてくれる。
それは優しい光だったり、柔らかい光だったり、まぶしい光だったり、強い光だったり。
その繰り返しでずっと、今この瞬間の優馬くんを見つめていけたらいいなあ。
未来が不安で今が見えないんじゃなくて、未来が分からないからこそ、今ここから未来が変わるかもしれないからこそ、今しかない優馬くんを見つめていけたら。
そしたらいつの間にか、私が望んでいた未来がやってくるかもしれない。もし違っていたとしても。ちゃんと向き合っていた優馬くんを見ていたら、受け入れられるかもしれない。

もうすぐ、主演舞台それいゆの幕が上がる。今とても優馬くんに会うのが楽しみだ。中原淳一さんとして生きる優馬くんは、どうだろう。
この目でしっかり見つめて、優馬くんが全力で向き合った中原淳一さんに私も向き合いたいと思う。
これが終わったとき、また大きくなった優馬くんに会えたらいいな。1歩でも階段を上がれたらいいな。
今はそんな足元の目標で十分な気がする。
ゆっくりそれを積み重ねて、いつか大輪の花になれば。
遠い未来の話かもしれないし、もしかしたらすぐそこまで来てるのかもしれない。
そんなワクワクとともに、この瞬間の優馬くんを応援できることが幸せだと今は思える。
  
これからは2016年の予定が先まで埋まっていることに感謝して、ひとつも見逃さないように。無駄にしないように。
大事に大事に、追いかけられるように。
ちゃんと「今」から目をそらさずいられるように。
そうやって私も優馬くんみたいに強くなりたい。
すぐに迷ったり、不安になったり、自信をなくしたり、後ろ向きになる私だけど。
少しでも近づきたい。
だからここにこうして、書かせてください。
誓わせてください。
今の優馬くんを全力で応援できるファンになります。
そしてまた迷ったとき、焦ったときに、読み返して何度でも「今」を見つめられるように。
ここに残しておきます。

日焼けしたみたいに心に焼き付いた君の姿をした跡になった

2008年4月24日。8年前の今日は。

11歳の私が、14歳の中山優馬くんに出会った日。
そんな今日は、私が優馬くんを見つけた瞬間を、好きだと思った瞬間を、どうせなら記念に書き残してみようと思う。
 
あの時のことは、今でも鮮明に、明確に、覚えている。
画面の中の優馬くんは、NHKのドラマ「バッテリー」の原田巧として、野球部の監督であるオトムライを睨みつけていた。
印象として残ったのは、しっかりした眉毛と、低くて落ち着いた声。
そして何より、鋭い目つきだった。
制作側も優馬くんの大きくて切れ長の眼を「巧」を表す上で重要なポイントとしていたのか、何度も映していて、画面いっぱいに優馬くんの眼が映る度に息を呑むように、引き込まれていた。
ちなみにコチラが私が好きだった巧くんの目つき。
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この挑発するような、威嚇するような、強くてハッキリ意思表示する眼に一瞬でもっていかれた。
とても衝撃的だった。あまりにも「巧」だったから。小説から出てきたみたいな生意気な「巧」だったから。
原作のあさのあつこさんのバッテリーが大好きだった私には、本当に巧が現実に存在している気がして、巧に会えた気がして、とても不思議でワクワクした覚えがある。
 
こうしてバッテリーの巧として優馬くんを見始めて、ただ「原田巧」が好きだった。クールで感情表現が下手くそであまり笑わない巧くんが好きだった。
そんな巧くんが笑った瞬間は、可愛くてもっと好きだった。
私の中に巧くんが「笑う」っていうイメージがなくて、でもあまりにも巧くんが可愛く笑うから、より「巧」という人物に色がついたみたいでとてもドキドキしたのを覚えている。
そんな巧くんの笑顔はコチラ。
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今思えば大きいおめめがキュッてなくなる笑い方は巧くんでもなんでもなくて、優馬くんそのものだなあと思う(笑)
そして1番覚えているのが、8話のいなくなった青波を探す場面。
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無事に見つかって、青波の真っ直ぐな思いを聞いて、涙を流す巧くんがあまりにも綺麗で、こんなに綺麗な涙があるのかと胸がギュッとなって……今思うと多分この時にはもう落ちかけていたんだろうなあ。
 
「原田巧」を通して中山優馬くんと出会い、「原田巧」が好きだから巧くんを生きる優馬くんが好きだった。
「原田巧」ではない優馬くんに興味はなかった。本当に「中山優馬」を好きになったのはもっと後の、少年倶楽部in大阪で「circle」を踊る優馬くんを見た時だった。
本当にこれこそ運命だと思ってるけど、何気なくまわしたチャンネルで、初めて見る番組に手をとめたのは紛れもなく踊る「巧くん」を見つけたからで。
2度目の衝撃だった。あの巧くんが踊ってる。
あの巧くんが歌ってる。何一つ結び付かなくてちぐはぐな違和感を感じた。でもひとつだけ同じだったのは。
あの力強い意志を持った眼。この人は巧じゃなくても、あのすべてを飲み込むような膨大なエネルギーを持った眼をするんだと思った。
その眼に吸い込まれるように、引き込まれるように、気づいたら「中山優馬」に興味を持っていた。
 
今でも、優馬くんの意思とは関係なく、まるで生きているように、いつだって強く鋭く光を放つ優馬くんの眼が何より好きだ。あの眼に囚われて、この8年ずっと優馬くんがあの眼で見てきた光景を一緒に見てきた。
でも、あの時より。私が出会ったあの時より。
優馬くんの眼は、柔らかくて優しい光も宿すようになったと思う。
8年前の優馬くんには、根拠の無い輝きがあった。理屈では説明出来ない強いまぶしさと、他を相容れないただならぬ雰囲気と、根拠がない故の危うい刹那の煌めきのようなものが優馬くんの中で乱立していた。そこには何一つ確かなものなんてなくて、いつか消えて跡形もなくなるんじゃないかという儚ささえ、優馬くんの根拠のない輝きに切なさを足していた。
そんな優馬くんを好きになった。すべてをねじ伏せるような鋭くて強い眼光の中に、脆くて消えそうで何かを訴えているような弱さを感じる瞬間がたまらなく好きだった。
この人は自分の意思ではなくて、何かに選ばれて立っているんだ、だから選ばれし者にしか背負えない光を宿しているんだと本気で思っていた。
 
そんな優馬くんも8年の時を経て、本当に一言じゃ片づけられないくらい色んな波を乗り越えて、今もなお変わらずに私たちの前にいる。
あの時よりずっと、柔らかくて温かくて穏やかな眼をして私たちの目の前に立つ。
この光を宿すまでに優馬くんはいくつの「自分」と「意思」を置いてきたのだろう。
一体いくつの眠れない夜を越えてきたのだろうか。
こんなに何年も見てきたのに、それは何一つ分からない。
でも確かにこの目で見てきた優馬くんはいつからかを境に、根拠の無い輝きを放たなくなった。自分でコントロールできないみたいなやたらと強い光を放たなくなった。その代わりに、しっかりと意志を持った強さの中に優しさを秘めたような光を身にまとい始めた。
輝きに意思と根拠を持ち始めた優馬くんは、なんだかとても人間っぽくなった。
どこかアンドロイドのような、意志を「持たされている」みたいな無機質さを感じなくなった。人形みたいなどこか人間離れしている異質さが優馬くんの異様に目立つ眼に似合っていて好きだったけど、今は同じ時間を生きている人だと分かるような温度を感じる優馬くんで安心する。どの優馬くんも好きだけど、今の優馬くんは純粋に美しい人だと思える。
 
こうして7年。短いようで、やっぱり長かった。
変わらないようで、たくさん変わっていた。
だけど、優馬くんはそこに居続けた。
どこにも行かなかった。
私も。優馬くんを追い続けた。
そしていつの間にか8回目の春。
私は8年経ってもあの瞬間を覚えているから、きっといくつになっても、9回目でも10回目でもこの時のことをずっと覚えていると思う。
だから9回目の春も、10回目の春も、優馬くんのあの眼に映る世界を一緒に見れますように。
 
日焼けしたみたいに心に焼き付いて君の姿をした跡になった
ひまわりが枯れたって 熱りがとれなくて まだ消えずにいるよ
瞼の内側で君を抱きしめると 心臓の鼓動が僕に襲い掛かってくる
そいつをなだめて 優しくてなづけるまで まだ時間がかかりそうなんだ

 

欅坂46の『サイレントマジョリティー』が衝撃的だった話

タイトル通りです。最近よく見かけるからと、軽い気持ちで検索したらとんでもなかった。その時の衝動にまかせて今ここに書き残しにきてしまっていることから、私の衝撃度合いが分かるだろう。

女子アイドルのデビュー曲がこんなにカッコよくていいのか。いっさい可愛らしさのない反抗的な歌詞と攻撃的なサウンドがデビュー曲なんてアリなのか。

ちょっととりあえず見て。とりあえずMV見て。限定公開だから迷ったらすぐに見て。


欅坂46「サイレントマジョリティー」

リンク貼れなかったのでMVじゃないが、コチラもインパクトでかいぞ。最後の平手友梨奈さんの不思議な微笑み超ゾッとするから…!!(全力で褒めてる)

まず武骨な重機が佇む工事現場みたいな場所でアイドルが踊っているというアンバランスさがとてもクセになる。その無骨な場所で、若くて可愛いを売りとするアイドルが歌う曲とは思えない、反抗的な歌をうたっているのだ。

「君は君らしく生きて行く自由があるんだ 大人たちに支配されるな」「つまらない大人は置いて行け」「この世界は群れていても始まらない」そんなとても強い言葉たちが並べられ、好きに生きろ、未来は私たちのためにある、と叫ぶ。まるでそのメッセージはアイドルではなく、尾崎豊のようだ。歌詞にはたいして意味のないキャッチーなアイドル曲だったら軽い気持ちで楽しく聞けるが、この曲はそんな甘えは許してくれない。刺さるような、胸を抉るような攻撃性のある歌詞がまだ幼い、不安定でぎこちない声で歌われる。そのミスマッチさが幼い、まだ「子ども」と呼ばれる子たちなりに思っている生々しくて危なっかしい本音となってより届く気がする。またきっと今しか歌えない、もう少し経って大人になってしまうと鋭利さに欠けるであろう刹那も魅力になっているのかもしれない。

そしてもうひとつ。アイドルには欠かせない、グループの顔とも呼ばれるセンターもとても魅力的だ。名前は平手友梨奈さん。グループ最年少、2001年生まれの14歳だそうだ。これを聞いて何より驚いたのは2000年代に生まれた子がもう14歳になっていることだった。ちょっと待って怖い。いつの間にそんなに経ってたの。2001年なんてついこないだじゃない…!!急に年を感じた。今まで私も「若い」分類に入ってたし、なんなら今も「若い」の分類にカテゴライズしてもらえるかもしれないけど、そんな私でも驚くくらい時の流れが早い。

そんな私の感覚ではつい最近生まれた子が、センターに立っていた。MVの彼女はとてもミステリアスで無機質な感じで、独特なオーラを放っている。特にショートカットの揺れる髪からのぞく眼がとても不思議で刺激的だ。曲調からして強く睨みつけるような眼をしていても良さそうなのに、そういった圧力は一切なく、その変わりに凛と澄んだ空気を切り裂くようなパワーがあって、一瞬で引きこまれるのだ。あの眼を見るとすごくハッとする。あからさまな鋭さや闘志を感じるわけでもない、眠るように静かで、でもその奥底に誰にも譲らない意志と、まっすぐな強いエネルギーを感じる眼。この子のピンとした凛々しさがとてもこの曲に合っていると思った。

でも一番驚いたのはそこではない。私はこのMVを見た後、この平手友梨奈さんが気になって、いろいろな動画を見た。MV以外の彼女はさっきと打って変わってとても平凡に見えた。顔の印象もとても素朴でどこかまだ垢抜けないような子どもっぽさが残っている感じがした。あの時感じた、不思議なエネルギーはあまり見えなかった。本当にまだまだ子どものようなあどけなさが残っていてとても驚いたのだ。

と同時にやはりアイドルはすごい。センターはすごい。と納得した。なんでこの子がセンターなのだろう、前にいるのだろう、そう思ってもパフォーマンスを見たときや真ん中に立った時にすぐに理解するのだ。センターにはいつもそういう説得力がある。私はそのアイドルに真ん中に立った自身を持って「どうだ正解だろ」と教えられる瞬間が好きなのだ。そして「センター」という位置を務める責任感と覚悟を背負ったアイドルが圧倒的なオーラを放つ瞬間が好きなのだ。平手友梨奈さんはこの説得力がすごい。センターに選ばれたときは、震えた声で返事をし、ずっとうつむいたまま真ん中に収まった。そしてそのまま震える声で決意表明をした。あの子がこんなに、独特で圧倒的なオーラを放つから本当にアイドルってすごい。

このデビュー曲、アイドルらしくはないが、とても面白いと思う。こどもなりに、若者なりに、大人と対等に渡り歩く意志を持っている、私たちは支配される生き物ではないと言う、アイドル曲にしては詰まりすぎているメッセージが、アイドル曲のキャッチーさも混じっているメロディーで歌われることで、逆にスッと入ってくるのがすごく面白い。これこそ「若さ」を武器にしているアイドルにしかできない伝え方なのではないかと思う。そういう意味でも欅坂46のこれからが楽しみだし、次はどんなメッセージを武器にしてくるのかとても気になる。

要するに、こうやってまだまだ新しい形のアイドルに出会えるから、ほんとアイドルって楽しいよねたまんねー!!!!って話です。ここまで読んでなにをくどくど語っとんねん意味わからんわって思ったらとりあえずMV見よ。つべこべ言う前に一回見て。それか今週のMステに出るからそれ見て。なんかすげーから…!!!!!

2016年2月29日に思うこと

2016年2月29日です。
4年に1度の閏日です。4年に1度しかないと思うと何故か大切に過ごしたいと思ってしまう。
いつもの毎日と何も変わらないのに。
そう思うと、不思議ですね。

そんな、4年に1度しかないという特別感に駆られて、
のこのことブログを書きにきたけど。
…………大して書きたいことはありません(笑)
言いたいことは毎日口にしてるし、今日言ったとしたって毎日言っている普通の言葉に違いない(笑)

でもしいて書くとすると、毎日息を吸って吐くように「ゆうまくんかっこいい」と思って生きているので今日もそれを言いたいです。
ゆうまくんかっこいい!ゆうまくんすきだ!
毎日飽きもせず思っていますが、
今日も今日とて変わらずそう思っています。
いつも思ってるけど、どうせなら閏日
残しておこうと思う。

4年後。2020年。
私は、順調にいけば大学を卒業して社会人1年目を迎えていることになります。
今大学に通って、学んでいることが無事に実になって、4年後の自分が感謝してるような4年間をこれから過ごしたいです。
きっとあっという間だけど、あっという間なりに色々あると思うから、ひとつひとつ濃く覚えてられるような4年間にしたいです。

優馬くんについても、先のことは何もわからないけど、今は4年後も「ゆうまくんかっこいい」と言い続けている未来しか想像できません。どうか無事にそんな未来を迎えていますように。
もし、迎えてなくても、優馬くんは変わらずに輝き続けていますように。

4年に1度だから特別に思ってしまうけど、
何も変わらない普通の1日。
だけど明日になればきっと、
少しもったいなく感じてしまうそんな1日。
そんな今日も変わらず優馬くんが大好きです。
4年後も何も変わっていませんように。
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中山優馬Chapter1歌おうぜ!踊ろうぜ!YOLOぜ!TOUR DVD感想③

これで最後です。
ひたすらIn The Name of Loveとオーラスの様子のことをドキュメンタリーの映像も含めて書いています。
 

▽In The Name of Love

ここは本編ではなく、私が見てきた大阪のオーラスの映像で書き残したいと思います。
 
なんていうか映像で見てもエモさも物語性も強すぎて、生でコレ見ててよく今生きてんなって今でも思います。
現場で見たときもすごかったけど、映像で見ると優馬くんの表情がほんっとによく分かってよりやばかった。
あんなにお瞳めおっきく開いて驚いてたんだなーって、しかもその後嬉しそうにはにかむんですよ( ; ; )( ; ; )優馬くんのただでさえ大きい瞳が素直に見開いた瞬間からもう胸がギュッてなってやばいですよね。
最初に会場入る時にサプライズの用紙もらったときは大丈夫かなーほんとに出来るかなーって心配だったし、私自身も正直知らない人と手を繋ぐのは緊張するな、と胃をキリキリさせてたんですけど、いざその時がきたらほんっとに自然に誰も何も言わずに手を繋ぎはじめて単純にうわーこの空間すげー!!ってすでにもう満たされたのをすごく憶えている。
まとくんも言ってたけど、(優馬くんにはたぶん届いてないw)優馬くんの力だなって。優馬くんにこの景色を見せてあげたいっていう、たくさんの想いの力だなって。こんなにたくさんの人が同じ気持ちで手をつなげる空間を作ったのは紛れもなく優馬くんなんですよ。素敵なものをみせてくれた優馬くんだから、このツアーをこんなにも全力で作り上げてくれた優馬くんだから、何かしたいって気持ちにさせた、優馬くんの力なんですよ。
それって本当にすごいなあって。こういろんなしがらみとか緊張も飛び越えさせる優馬くんって尊いなあって。
こんなに真っ直ぐな思いがぜんぶ優馬くんに向かってるのってすごいなあって。そう思いながら私も手を繋いでいました。
言っときますけど、まだうた始まってませんよ(笑)
もうこの時点でこの文量書けるのに、本番はここからなんです。もっともっとすごいのはここからなんですよ。
いっつも力強く歌ってくれる太い優馬くんの声が、どんどん揺れていって。
客席を見渡すおっきな瞳が潤んでいって。
「ずっとずっと待っていたんだこんな日が来ること」って歌詞で歌声が詰まるんです。
ちょっとストーリー性ありすぎじゃない!!!?(号泣しながら)
この歌詞でつまずく優馬くんも、「分かるだろうこんなに楽しいんだ」で持ち直す優馬くんも物語が過ぎるよ……!!
そんな優馬くん見なくてもこっちはもう泣く用意万端みたいな気持ちだったけど、まさかあの優馬くんが泣くと思わなくて、あの優馬くんが声詰まらせるとか思わなくて、今まで1度も見たことない優馬くんだったから単純にすごく驚いて、冷静にもしかして今すごい瞬間に立ち会ってる……?って呆然と思ってました。男の子があんなに純粋に泣くとこなんてドラマでしか見たことなかった。
優馬くんが待っていた「こんな日」って今この瞬間なのかなあと思うと嬉しいし、「こんなに楽しいんだ」で笑ってくれた優馬くんをみるのはもっと嬉しい。
なんかね、傍から見ると宗教感強いんだろうなー(笑)とか冷静な自分もいるんだけどね、それもどうでもよくなるくらいこの時は優馬くんが喜んでくれればいいと思ってたから、ほんとにあの生の雰囲気はすごいよなあ。
そしてfunky8とハイタッチするところで膝から崩れ落ちて泣くまでがマストです。
おいめっちゃみんないい顔してるやないか〜〜〜( ; ; )( ; ; )あれはない……あれはずるい……もうエモ死しかない……( ; ; )( ; ; )
リチャードォォオオ( ; ; )( ; ; )( ; ; )(嗚咽)
 
そしてIn The〜後の舞台裏での様子を入れてくれるJEさんまじでかゆいところに手が届く必殺仕事人!!!!!!!!
ここでさらに泣く( ; ; )( ; ; )
「ビックリしたぁ!すげえことが起きてたよ?なにあれ!全員が手つないでたぁ!なんでぇ?どうやってぇ?なんでぇ?知ってたぁ?そんなこと知ってたぁ?全員手つないでたの今のうた!!」
幼稚園生みたいに質問ばっかり繰り返す優馬くん最高に可愛いね( ; ; )ほんとにビックリしたんだね( ; ; )あ〜驚きすぎて赤ちゃんみたいな優馬くんほんとに可愛いなあ( ; ; )
funky8も「すごいなあ……!!」「やばない?」「やばい……!!」「これはやばいなあ!!」「ちょっと(スイッチ)入ってもた」って語彙力一気に低下する感じほんとに可愛い( ; ; )
優馬くんもまとくんが「なんでぇ?」って言ってるときに「優馬くんの力や!」って連呼してるのに一切耳に入ってないから(笑)、本当に興奮してたんだろうなと思うと愛しさしかない。
ほんっとに全員キレイに泣いてて、それが爽やかな青春の涙すぎてなんかもう純度がすごい。
あーーーなんていう青春ストーリー( ; ; )
 
それから交差点あとのMCもちゃんと入れてあってもうほんとうにかゆいところに手が(以下略)
これ見ると、優馬くんが「どうですか?解説員の丈さん!」って聞いて「良かったと…思います…!(泣きながら)…映すなよぉ!」っていう丈くんとか、「ちょっとハイタッチするとき泣かんとってくれる?うつるやん…」っていう優馬くんとか、引くぐらい嗚咽かましてる古謝くんとかDVDにないところまでいろいろ思い出して改めて形に残ってくれたことに感謝した( ; ; )
あと私がいちばん映像見て驚いたのは、
ジャニーズ事務所に入って良かったと思います」と発言したところでした。
その場にいたけど表情までは見えなくて、というかその言葉自体が先行して入ってきて感動しすぎたのもあるんだけど、こんっっなに照れた顔で言ってたのね…!?( ; ; )
恥ずかしそうに照れ笑いしながら、でもはっきりと言葉にした優馬くんみて改めて泣きました( ; ; )あんなに可愛い顔でこんな尊い言葉言ってたのね( ; ; )
なんていうかもう…ほんとに…真面目な顔でもなく照れ笑いしながらって…しかもその後いつものんふふ笑いしてるとか…ほんとになんていう…天使だ( ; ; )( ; ; )
あんなにいろんなことあったのにジャニーズ事務所に入って良かったっていう優馬くんも天使だけど、それを照れながら言うなんてほんとに真っ直ぐ育ちすぎだよ( ; ; )( ; ; )
 
そして屋良くんが登場したWアンコまで残してくれるのもほんとJEさん最高な!!!!
ここからもエモいから!In The〜からすでにエモいんだけどここもエモさしかないから!
一気に見るとほんとに過呼吸で死にそう……(笑えない)ほんっとによく生で見て生きて帰ってきたよな……
一人一人とがっちりハグ交わす屋良くんと、それに応えてキレイに泣いていくfunky8ほんと感動巨編すぎるよ……最後に優馬くんに抱きつくのもほんとに……( ; ; )!!
優馬くんに抱きついて頭わっしわしするところなんてほんっとに屋良くんの愛に溢れてて、なんていうか改めてこんなに愛情注いでくれる人に出会えて、幸せだし、優馬くんもほんっとに真っ直ぐその愛を受け止めてて、なんていうか本当にいい関係だなって思いました。
たぶんここだけ切り取っても、生命保険かなんかのCMに出来る。
だれかパロディーで作ってよ。秒で泣くから。
 
なんていうか本当に「宝物」だなって。
このツアーも、このツアーを通して出会えた人たちも、ツアーに参加した人たちも、ツアーを通して優馬くんが感じた感情も、この物語自体も、ぜんぶがぜんぶ「宝物」だなって。
ハケたあとfunky8とハグしながら屋良くんも「最高だ。最高すぎる。」ってつぶやいてたけど、それがすべてだと思います。
演者もそう思ったし、もちろん見に来たファンもそう思ったツアーでした。
 
さて、ぜんぶ書き切りました!!!!!
ツアー本編もドキュメンタリーも含めどれも最高でした!!
ひとつも余すことなく記録に残してくれてありがとう宝物にします…!と言いたい。
そしてぜんぶを通して言ってるけど、優馬くんの周りにはほんっっっっっとに愛が溢れているなあと、ファンはもちろんだけど、スタッフさんや、チーム優馬も、もしかしたらファンよりも愛してくれてるのかもなって。
ソロだからこそ、1人だからこそ、スタッフやチーム優馬全員の愛がぜんぶ優馬くんに注がれててすげえなあと自担ながらに正直いうとちょっと呆気に取られました。
 
ファーストツアーにしてのこのクオリティーと、語り継がれる物語を作ってしまったことは、次に向けての高いハードルなってしまうだろうけど、でも優馬くんなら、次も軽々と超えるものを見せてくれるだろうとすごく単純に思えています。
このツアーが「ゴール」ではなく、「通過点」になることでまたさらにこのツアーの尊さが分かるのではないかと思うので、今はとにかくはやく次の優馬くんを見たいです。
もし次のツアーに来た人が、ファーストコンサートもみたい!と思って見たのがこの映像だと思うとすでに誇らしいです。
(まあでも見れないんですけどね!!限定販売なんですけどね!!借りるしかないんですけどね!!←)
 
いやあここまで書いてみて、自分でも果たして読み返せるのか怪しいくらいの量ですが、いつか過去の自分が感謝しますようにと思いながらアップします!!
 
最後に。「次」がいつかは分からないけど。時間がいくらかかってもいい、一歩ずつ確実に歩いてくれればもうそれだけでいいです。「次」に時間がかかったとしても、機会をもらえさえすればまた素敵なLIVEをしてくれると信じているので、「その時」に備えます。優馬くんがまたコンサートを出来ますように!!
願いを込めて、終わり。