君の名は希望

優馬くんの名前は希望と今 知った

君の名は希望〜中山優馬10000字インタビュー

心の底から、この人を好きでよかったと思った。
彼を担当にしている自分が、誇らしく思えた。
そして、このタイミングで読めて本当に良かった。*1
これから先、立ち止まったとき、優馬くんの背中が見えなくなったとき、
きっとこれをもう一度読めば優馬くんを見つけられる、そんな「地図」みたいなインタビューでした。
前の一万字の時もそうだったけど、ひとつひとつ答え合わせするような感覚で。
当たってるものもあれば、知らなかったこともあって。こういうのを確認する機会って改めてありがたいなとも思った。



■アイドルとして
今の優馬くんは俳優業に力を入れ、舞台や映画ドラマの仕事が多い中で、本人の口からきく「アイドル・中山優馬」の話は個人的に興味深いものがあった。
「求められていることは痛いほどわかってる、でも現状に一番ジレンマを感じているのは僕。」
相変わらず繕わないまっすぐで嘘のない言葉が並んでいてちょっと笑っちゃったけど、同じくらい嬉しかった。
優馬くんがしたいことをしてくれるのが一番なんだけど、アイドルの優馬くんも見たいっていうファンの気持ちも受け取ってくれていることが。
そしてそれを裏切る気はないし、コンサートもやりたい気持ちはあるって正直に言ったことには少し驚いた。
なんとなーくそれを感じてはいた時期もあったけど、優馬くんは言わないタイプかなと思っていたから。最近は感じなかったけど笑。
言わない美学的な古風なところあるし、内に秘めるタイプだと思うので今回のこのインタビューは相当腹割ってプライド捨てて話してるなって印象。
だってあまりにも俳優を中心にやりたいって言うもんだから、私はアイドル活動にもう未練はないものだって思い始めてたよ(笑)
でも、優馬くんの考えていることは分かる。私もそう思う。
まずは役者として認められてから。それはもちろん優馬くんが演技が好きだからっていうのが一番の理由だけど、それに付随して役者として活躍することで出来ることが格段と増えることを考えているんだろうな。その出来ることに、もちろんアイドル活動は含まれていると思う。
まずは中山優馬という存在を知ってもらってから、アイドルとして活動できる機会も与えてもらえるように。
一番好きなことをしながら、知名度も上げた結果またコンサートやアイドル活動もしようってすごく貪欲だなあとも思うけど、これが今の優馬くんに出来るいちばんベストな形だと思っている。
ジャニーズ事務所に所属していたら普通逆なんだけど、事務所では珍しいソロ活動をしている優馬くんにとっては、一番効率的で現実的。
ひとりで全部の役割を担ってアイドル活動をして知名度を上げるより、基本ひとりでするお芝居の仕事で知名度を上げる方がソロにとってはコスパがいいよね。
しかも役者として認められるという、優馬くんにとっての一番のステータスも叶えられるし、考えようによっては一石二鳥なのかもしれない。
めちゃくちゃ現実的な話だけど笑。きっと優馬くんはそういうことも考えて今の形をとってるんだと思った。
本当に賢い人だと思う。前回のインタビューから3年、確実にひとりで生きていく術を身につけている強かさにとても安心した。
だから、優馬くんがいつか。またアイドルとして私たちの前に立った時は、頑張ったね、良かったね、嬉しいよって全力で言葉にして、楽しめる人でありたい。
そんな日を、何年でも何十年でも待っていたいと思う。



■山田涼介くんについて
これは、相当腹を割って正直に話していると思った。さっきも言ったけど、古風な言わない美学みたいなものを持ってる人だと思ってて、内に秘めているネガティブな感情だったりはあまり知られたくない人な気がしていたから、だいぶさらけ出してるなって。
特に印象的だったのは、北斗の瀧本監督から掛けられた言葉のエピソード。
山田くんには「中山、よかったぞ」で、僕には「山田だったら、もっと想像を超えた芝居をしてくる」僕への言葉の方が重たい。
ここをくらべられるなんてすごいなあと単純に思った。あんなに過酷な撮影のことだったのに、褒められて喜ぶよりももっと先を見据えている。
きっとそれくらい優馬くんにとって山田くんは絶対的な存在なんだろうなと改めて思った。
そんな山田くんだって、優馬くんのことメンバー以外で唯一認めてる同世代だと雑誌で言っていたし、優馬くんが思ってるより認めてはいると思うんだけど、決して山田くんの言葉に驕らないのが優馬くんらしいなあ。
山田くんの言葉だけで判断せず、冷静に自分の状況と山田くんの状況を比べて、足りない部分を連ねられるのは本当に優馬くんの強みだと思います。
私、前に山田くんは優馬くんにとっては焦りもなくひたすらに憧れられる存在なんだろうなってどこかに書いたことあるけど、全然違った。
超えられない絶対的な憧れとしてみてるんじゃなくて、きちんと隣に並びたい、と自分と山田くんを同じ次元に置いてるんだと知って、勝手に優馬くんの可能性を決めつけていた以前の私を殴りたくなった。
と同時に、遠い存在じゃなくちゃんと現実として見ているということが知れて嬉しくて嬉しくて、余計に共演してくれる未来が楽しみになった。
きっと簡単じゃないと思う。すぐでもない。でもいつか。優馬くんなら絶対、山田くんと対等に渡り合って画面の中で生きてる未来が掴めると思う。
その日まで山田くんも立ち止まっていないと思うから、今から全速力で追いかけようね。




ジャニーズWESTについて
一番これが私にとって重症な問題です。でも、このインタビューでまた少しだけ浄化された気がした。
「一緒に歌ってる夢を見ることもある。でも僕が知らない曲で歌詞が分からなくて立ち尽くしてしまう。」
っていう話は、正直胸が痛くて仕方なかった。
やっぱり関西なんだなあって。優馬くんにとって「ジャニーズWEST」はひとつの選択肢だったんだなあって愕然とした。
それはもちろん、優馬くんもジャニーズWESTも大好きだからで。ありえたかもしれない未来にいないことがやっぱり少し悲しかった。
もうデビューして4年も経つし、いい加減割り切ったつもりだったし、今に不満があるわけでもない。
自分なりに、ジャニーズWESTとは一定の距離を保って必要以上に入り込まないことで精神衛生を保っていたりもしてるつもりだし。
でもこうやって聞くと理屈じゃない気持ちが沸き上がってきて、ちょっと言葉にならなかった。
私はこういうのジャニーズWESTシンドロームって勝手に読んでるんですけど笑、ちゃんと距離を保っていただけに久々に発症した気がした。
だけど、この未来を選ばなかった優馬くん本人だってそんな夢を見るくらいだから、いっぱい後悔したり、不安になったりしてるんだと思うと、少しだけ申し訳ないけど、ホッとした。
私のこの気持ちも認めてくれた気がして、そう思っててもいいんだよって優馬くんが受け入れてくれた気がして、スッとした。
そして、そんな優馬くんのことバカだなあっても思うけど、同じくらい愛しいなあとも思う。
どこまでも優しくて気を遣う人だから、実質頑張ってる人を後ろにしてデビューする未来を「選べなかった」自分もいたんだろう。もっと図々しくてもしぶとくてもいいのに、そういうところは強くなれない優馬くんのことが好きだ。つくづく実直で不器用な人だなあと愛しくなる。
だからこそ「この道を選んだことで失ったものと同じだけ、ちゃんと手に入れたものがある」って言葉には救われた。
私はそれを知ってる。ずっと優馬くんを見てきたからこそ、ちゃんと今の道でしか手に入れられないものを着実につかんできた優馬くんを知ってる。
だからかな、前より辛くないのは。今の道も良いことがたくさんあるって優馬くんが証明してきてくれたから。前よりずっと楽だ。
今はもう、正直にいうとジャニーズWEST優馬くんがいる姿が想像できない。きっとあの夢を見る優馬くんと一緒だ。
ジャニーズWESTにいる優馬くんに焦がれているけど、でも全然想像できない。それが答えなんだなって思ってる。
それより今は、
「この道を歩んだことを、胸を張れるようになりたい。だからこっちの道が正解だってことを、これからの人生を賭けて証明しようと思います。」
って言える優馬くんのことを、見ていたいと思う。優馬くんの選んだ未来の方の想像を膨らませたいと思う。だってこんなこと言われたら振り向かずついていくしかない。
きっと心配しなくても、優馬くんは絶対証明してくれるしね。


優馬くんについて
改めて信頼のできる人だと思った。アイドルとして、人として、価値のある人だと思った。どんな質問にもまっすぐ真摯に答えてくれた優馬くんに、私たちファンへの礼儀を感じた。
普段、自分のこともあまり話さないし、まして思っていることは沸々と溜めている人だけど、こういう機会があると包み隠さず全部伝えてくれるのはいつもズルいなあ、好きになるしかないじゃん…って思うんだけど、やっぱり嬉しい。
でもずっと変わらないんだよね。ずっと前からこんな人。読みながら相変わらずだなとも思いました。
ずっと賢くて冷静で、でも変なとこ不器用で(笑)そういうアイドルらしくない人間臭さも好きでした。
でも今回は特に誰よりも自分の状況を理解して、客観視していて、自分の立場をきちんと見極めてるなあっていうのが印象的でした。
「くらべる人を選べ」なんて、華やかな世界に身を置く若者の言葉とは思えない達観ぶり(笑)
あと一番ビックリしたのが「自分の可能性を捨てたくない。自分自身に期待してるんで。」って言ったときにその自信の根幹を聞かれて「ひとつは社長が選んでくれたということ」と答えた優馬くん。めちゃくちゃ強くなったなあと思った。
かつて社長のスぺオキと言われ、いろんな場面で真ん中に立たされた経験を「社長に選ばれた」と自信にしていることに。あんなに目立つ状況を望んでない、控えめそうな雰囲気が伝わる子だったのに、今ではそれを自信にし「選ばれた人」であることを受け入れていることに。そして、そこからエネルギーをもらっていることに。
こうなったらもう、何も言えない。ジャニーさんにありがとうございますって感謝するしかない。*2
でもこうやって、きちんと自分のモチベーションを落とさず、前向きなテンションを保てることってすごく大事なことだと思うんです。これは芸能界でとか芸能人だからってことではなく、人間が生きてく上でのスキルとしてもすごく重要なことでもある気がする。優馬くんってたぶんQOLめちゃくちゃ保たれてるよね。
そういう現実をきちんと生きてるところもすごく信頼できる要素のひとつで、この人は絶対壊れたりしないっていう安心感があって、一人の人として見習うべきことがたくさんあるなあとも思いました。


最後に、このブログのタイトル「君の名は希望」っていうんですけどね。
乃木坂46の曲名からとったんですけど、この曲すごく好きで、まさに優馬くんは私にとって「希望」だからピッタリだと思って。
そしたら今回優馬くんから答えが返ってきて、すごく嬉しかったんです。
「ついてきてくれるあなたがいることが、また僕がキラキラに戻れる希望でもあるんです」
ああ、私も「希望」だったんだなあって。優馬くんの「希望」になれてるんだなあって泣きそうになった。
そして、キラキラに戻れる「希望」であり続けたいなあとも。
優馬くんが私の希望でいてくれる限り、私も優馬くんの希望であり続けたい。図々しくても、おこがましくても、その未来に連れて行ってあげられるのは自分だと思いたい。
優馬くんがくれた希望の数だけ、今度は私が。そう、思っています。
もちろん一人じゃ何もできないし、私は弱いヲタクなので今少し立ち止まっている状況ですが、優馬くんを好きだと思う気持ちだけは本当に何も変わらないので、どんな状況になっても環境にいても、純粋に優馬くんだけは見つめていられるようになりたいです。
少しペースダウンはするかもしれない。並走はできないかもしれない。色々なことについていけなくて、疲れることもある。
でもそれでも、優馬くんが答えてくれたこのインタビューがあれば、この「地図」があれば、見失っても、立ち止まってもまた見つけられる、そんな気がします。
そんな素敵な地図をありがとう。だいすきです。
優馬くんの未来に「希望」があり続けますように!!!!!!絶対絶対絶対絶対幸せであり続けますように!!!!!
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*1:詳しくは一つ前のエントリーに書いてます。あまり読むことはおススメしませんけど笑

*2:振り回したくせになんて死んでも言えない笑