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君の名は希望

どんな時も君がいることを信じてまっすぐ歩いて行こう

【9/20】DREAM BOYS

優馬くんの2015年の夏。
最後を飾るのはDREAM BOYS。
というわけで、行ってきましたドリボ!!!!これが私にとっても今年の夏イベントの最後でした。

観劇したのは9/20の前楽。私はそれが最初で最後のドリボ観劇だった。もともと帝劇の神様は私に見向きもしてくれなくて、ほぼ諦めてTLから見守るつもりでいたが、お声かけ頂いて、無事に帝劇に足を踏み入れることが出来た。
初めての帝国劇場。シックで落ち着いた雰囲気と、華やかなオーラをまとった劇場だった。
ここで数々の人が、数々の歴史ある舞台を上演して、そうそうたる人たちが舞台の真ん中に立っているんだ、そしてその舞台に優馬くんが立つんだと思うとこちらまで身が引き締まる思いだった。
でも心配はいらなかった。結果的に言うと、優馬くんはちゃんと立っていた。真っ直ぐ前を向いて、帝国劇場の真ん中に。
ユウマとして。

まず最初に台に乗った3人が、真っ白い衣装を着て登場した瞬間に、これがジャニーズか!!ともうすでにジャニーズエンターテインメントの虜に。2階席での観劇だったのですがとても近い気がしたのであの台の高さどうなってるんだ。あそこで踊れる神経がすごい。ジャニーズってすごい。(感想が低レベル)
そして真ん中に佇むユウマ最高にかっこいい。WSで見た時はお猿さんみたいだな〜とかアホみたいな感想並べてたのに生でみる金髪超かっこいい。外国人感すごくて思わずハローっていいそうに。(生で見た感想もアホ)
そうやって見とれてるうちに3人が華麗に舞いだして、あまりにもそれが美しくて天使かなって目こすりそうになったよね。
あともう一つ目をこすったところがあって、それがリカさんとマダムとユウマが歌うシーンね。宝塚の方はやっぱり歌声もオーラも迫力があってグッと引き込まれるんですけど、真ん中にユウマが立つとより宝塚感増すのすごない?ユウマの宝塚の男役感すごない?ユウマの圧倒的な宝塚感に見間違いじゃないか目をこすって確認したよね。
と、話を戻して。そんな、最初からもう満足感すごいんですけど…ジャニーズエンターテインメント肌で感じてもうお腹いっぱいなんですけど…状態の私に構わずに物語ははじまった。

物語は、ユウマとフウマの決戦前夜から。
人間関係が複雑な分、物語は分かりやすくサクサクと進んでいった印象だった。
その中でもきちんとユウマとフウマとそしてマリウスの関係性がきちんと描かれていて、だからこそ歯車が狂い始めたのはとても痛く感じた。
ぜんぶ、ユウマが背負っていたからだ。
突然試合を棄権した理由も、大金が必要な理由も、鉛が入ったグローブの罪も、ユウキの身代わりになった罪も、リカさんのマダムへの復讐の手段としても、マダムの身勝手な願いも全部、ユウマが一人で抱えているからだ。
まだ若いのに。大人でもないのに。
その若さ故の限界を知ろうとしない無謀さとか、誰にも頼らずに解決したい独りよがりがユウマの悲劇に拍車をかけていたように思えた。
でも本当に似合う。弟のためになりふり構わず何もかも背負うその背中はとても「優馬」に重なって似合っていた。
「何もかも引き受けてやろうじゃねえか!!!!!」と絶叫しながら赤い幕と共に奈落に落ちるユウマを見ながら、ああ優馬くんはこのためにあんな人生を送ってきたのかもしれないと思った。
大人の都合に振り回され、風当たり強い道を歩かされ、結局ひとりになった。そんな優馬くん自身の物語がバックにあるから、このセリフの迫力と説得力がすごかった。

他にも、実際の人たちの物語がリンクしてるように感じる部分がたくさんあって。ユウマとフウマだって。お互い親友かつ唯一無二のライバルだったのに、ユウマがボクシングをやめたことが許せなくなったフウマ。その許せない気持ちだけでチャンプにのし上がって、それでもどこかで「ユウマに勝てないとチャンプじゃない」と思っているんだろうなと。この憎んでいて許せないと思っていても、心のどこかではユウマに誰よりも憧れていて焦がれている。そんな風磨くんにも共通する感情が描かれているような気がした。憎んだりはしていないだろうけど、憧れというか刺激はずっともらっているんだろうなと思うからこそ、ユウマとフウマの関係性もグッとくるものがあった。
パンフレットにも、風磨くんは優馬くんについて「いつも刺激をもらっている」と言っていました。おこがましいかもしれないけど、いつも風磨くんの口から聞く優馬くんの話は、どこか憧れというか慕う気持ちが表れている気がしてとても嬉しくなる。そんな風磨くんと共演出来たことを改めて嬉しく思うし、「今度は自分が優馬に刺激を与えたい」と言っていたけど、十分刺激を与える存在だったと、チャンプを見て強く思った。
個人的にそれが一番表れているのが、ボクシングの試合をするシーンだった。
ユウマのセリフ「フウマ、お前が叶えた夢の凄さ、初めて解ったよ」。
このセリフを聞いたとき、すごく胸が熱くなった。さきほどフウマはずっと心のどこかでユウマに憧れていると言ったが、ユウマだって夢を叶えてチャンプになったフウマのことを敵わないすげえ奴だって思っていることがひしひしと伝わって。2人の友情に泣きそうになった。
でも、本当はお互いがお互いをちゃんと尊敬して憧れているのにどうして伝わらないんだろう。どうして許しあえないんだろうともどかしさもあった。
だからこそこのユウマのセリフがグッときたのかもしれない。そして後からパンフレットを読み返したとき、優馬くんがこのセリフを「ユウマ」として一番感じ入るセリフにあげていて余計にジーンと来てしまった。
やっぱり優馬くんが感じ入るセリフにあげるくらいだから、こんなにも胸にズンッときたんだなとその時確信した。

あとは、アドリブのシーンもとても良かった。物語を邪魔するでもなく、スッと入るアドリブはカンパニーの仲の良さが伺えて重い物語の中でも楽しく笑う時間があった。
一番笑ったのは、ユウマとマリウスのベンチのシーン。
「ワンツースリーでノォォォックダウン!!」となかなか本気のトーンで歌うユウマも面白いのに、その後に絶妙な風磨くんのモノマネ入れてくるマリウスで最高に笑った。
あとすげー細かいけど、ユウマの「はぇーよ!」って言うツッコミの間が好き。
あのタイミングは絶妙。しかも一瞬何にツッコんでるのか分からないけど、後から「スリーカウントでノックダウンしてる」事に対してのツッコみか!って理解するとめちゃくちゃジワジワくる。たぶんあれ本当にアドリブだと思うんだけど、そこに目をつけて「はぇーよ!」ってツッコむ優馬くんの着眼点が最高に関西人だと思った。優馬くんの笑いって結構シュールだよね(何の話)
そしてその後マリウスと弟ユウキのおごるおごらないのくだりで、「おごってくれるの?」「いや、割り勘だ!お金ないもん!」ってマリウスがポケットに入ってる所持金見せたら「入ってすらいないじゃん!」って無邪気にいうユウキくんめちゃくそ可愛かった。あの高音での容赦ない言葉面白すぎるだろ。
優馬くんも素で背中かがめて笑ってたからね。
でも天国でのフウマとユウマはさすがに笑えるんだけど、その裏に切なさと寂しさが混ざって感情が迷子すぎたな……。
天国での2人のやりとりは本当に大したことじゃなくて、ちょっと笑える会話なだけなんだけど、それが余計に泣けてくるんだこれがまた。
本当だったらこんな風に仲良く冗談言い合ったり出来るような仲なんだろうなーとか、でももう出来ないんだなーとか2人の今までのこととか背景を考えると単なるアドリブももう泣けてくるんだよ…。でも「昔から女の好み変わってねえな…」っていうアドリブだけは引っかかったよ?どういうことかな?真実かな?チャンプあとでちょっと楽屋に集合な?

この天国でのアドリブが逆に切なくなるのは、その前までに物語がありすぎるからなんだけど、とりあえず言えることはフウマがエモい。エモさがすごい。身体の半分はエモさで出来てるんじゃないかと思うくらいエモい。
最後の方はフウマが出てきただけで泣いちゃうくらいだった。病室でのマリウスとのシーンなんて前が霞んで見えなかった。
マリウスにお前しかいないんだ、と語りかけるフウマはもう弱々しいのに伝わってくる想いはとても強くて、ユウマと最後に拳を交えて、ユウマの本当の想いを知って、マリウスもちゃんと期待に応えると約束してくれて、ユウキにも自分の夢を託せて、まるで自分の終わりを知ってるかのようにこの世に約束を残していくフウマは見ていて本当に切なかった。
ユウマが作った3人の思い出のうたを口ずさみながら弱っていくフウマを見ながら何度も何度も死なないでと思っていた。
不器用でぶっきらぼうで、でも誰よりも熱くて優しい、そんな風磨くんが創り上げたチャンプ像がすごくピッタリハマっていて、きっと風磨くんだから似合うんだろうなあと思ったよりも感情移入してしまって死んでしまったのが本当に悲しかった。
そして最後にユウマに心臓を渡して天国の門をくぐっていくシーンでは、「少しでも俺のことを思い出してくれ」と言いながら消えていくフウマは儚くてでもすごく満ち足りたような顔をしていて、そして最期にその顔で「最高の仲間と過ごした人生、悔いなんてねぇよ!!」とか言うかもう号泣するしかないよね。
その後天国から戻ったユウマは、しっかりフウマの想いも、託された願いも受け止めてみんなで前を向いて歩いていく。
そんな明るいエンディングを迎えた。だけどやっぱりフウマがいないことがどうしても寂しくて、ここにいないことがやるせなくて、笑いたいのに笑えないような切なさを抱えていたら、舞台の端で、力強く立って真っ直ぐな瞳で「俺の分まで精一杯生きろ。夢、諦めんじゃねぇぞ!!!!」と叫ぶフウマが現れてくれた。
短くても仲間と共に夢に向かって熱く生きて、最後までチャンプとして生き抜いたフウマの言うこのセリフはどこまでも希望に満ちていて、晴れやかな顔をしていて、ここにはいなくてもきっと、フウマのこの想いがみんなの中で生きていくんだろうなと思えるエンディングでした。

そしてユウマが最後に歌う、挑戦者。
フウマへのレクイエムのようなこの歌を力強く歌うユウマを見て、走馬灯のようにフウマの事を思い浮かべて、グッと涙をこらえた。
歌詞でなぞるフウマの歴史を、ユウマがとても大切に歌っているような気がして、もう大丈夫だ、未来は明るいと、切ないけど前向きな気持ちで終われた物語の最後だった。

と、ここまでが私がどうしても覚えておきたいDREAM BOYSの感想です。

初めて足を踏み入れた帝国劇場で、初めて観た舞台が優馬くん主演のDREAM BOYSで幸せでした。初めて体感したジャニーズショーがDREAM BOYSで幸せでした。
それに、優馬くんと一緒に共演してくれるのが、風磨くんとマリウスくんで良かった!本当にいいものを見せてもらって清々しい気持ちで帝国劇場を出ました。
とにかくこの目で優馬くんが帝国劇場の真ん中に立つのを目撃できたので…悔いなんかねぇよ!!!
そんな気持ちです。
優馬くん、帝国劇場に連れてきてくれてありがとう。また優馬くんが帝国劇場の舞台に立てますように。