君の名は希望

優馬くんの名前は希望と今 知った

勝ち取ってきたすべてが今の君だから

2013年の夏。優馬くんは歌舞伎を題材としたドラマに2番手といえども主人公のライバル役として歌舞伎に挑み、毎年の夏恒例のPLAYZONEにも出演していた。そして更にその後すぐ9月に関西ジャニーズJr.と共に日生劇場でANOTHERの舞台にも立った。

今までの優馬くんできっと一番忙しく休みのなかった夏だったように思う。
 
もともとPLAYZONEへの出演が決まっていたが、クリエの公演で黒髪にした事を「楽しみにしといて」と話していた優馬くんは、数日後に新聞に女形の姿をして登場した。飛び上がる程の嬉しさの反面、夏の優馬くんのスケジュールの過酷さに心配になった事を覚えている。しかも2つを並行するのだからさすがにプレゾンは出番が少ないのだろうなあと思っていたら2012年よりも多く翼くん屋良くんと共にプレゾンの顔として出演していた。
こうして始まった優馬くんの夏は、朝からぴんとこなの撮影をし夕方はプレゾンに出演し終わったらまた朝方まで撮影に戻ると言ういつ寝るんだよ!スケジュールで進んでいた。それでも優馬くんは「見ている方にとって僕の都合は関係ない」とハッキリと言い切り二つのうちどちらかを手を抜くこともなくやり切った。
そしてその後息つく暇もなく、ANOTHERの幕が上がった。記憶だとぴんとこなの撮影がクランクアップして1週間程度しかなかったように思う。
それでも優馬くんは関西の親しんだ仲間たちに甘えることもなく、むしろちゃんとライバルとして互いを高め合う仲間としてそこに存在していた。
 
私はプレゾンもANOTHERも見に行くことはなかったが、ネットを駆使して集めた優馬くんの様子はとても生き生きとしているように思えた。そんな私が優馬くんの夏を体感したのはプレゾンのDVDが出てからだった。そしてそこにいた優馬くんは私にとって初めて見る優馬くんだった。なんていうか、血が巡っている。
一番の忙しさの中でのプレゾンなのに優馬くんは例年よりも熱く激しくGuysPLAYZONEを踊っていた。
優馬くんからエネルギーとアドレナリンが爆発していて、人のエネルギーってこんなに伝わるんだと画面を通してなのにすごく驚いた。そして全身の血が駆け巡ってアドレナリンが溢れている人ってこんなに生き生きとしていて美しいんだと実感した。
いや優馬くんが美しいのはずっと前からなんだけど、2013年はその美しさに加えてさらに充実している人だけに滲む美しさというか輝きがすごくてああこの人いま本当に楽しいんだろうなと感じたのだ。
ぴんとこながプレゾンに活き、プレゾンがぴんとこなに活きていてエネルギーが循環している。その事に驚いたし、この人私が想像するよりずっとすごくて、誰よりもこの状況を楽しんでいるんじゃないかと思った。単純に限界を越えたところで頑張って自分の想像以上の力を発揮したときって人って美しいんだなと知れた夏だった。なんだって、誰だって、頑張って自分の限界に挑戦して、自分を超える努力をしている人は美しいのだ。
外見的な美しさではなく内面から溢れる美しさなのだと思う。だからとても優馬くんが人間らしく見えて、いつもより全身に血が巡って沸き立っているような優馬くんが見れた2013年の夏は私にとって最高で、楽しい夏だった。
 
そして迎える2015年の夏。今年は青山劇場が閉館してしまい、プレゾンの舞台は実現しなかった。プレゾンのない夏が来る。それはあまりにも考えられなくて、夏休みのない夏のような失望感もある。でもプレゾンカンパニーはそれぞれ違う場所で活躍の場を与えられていて、また集まったときもっと成長したカンパニーに、もっとすごいエネルギーを秘めたカンパニーになる、そんな予感のする2015年でもある。こうしてお互いが大きく成長したカンパニーがまたプレゾンという舞台で再会して熱をぶつけ合える日が来る、そんな日を楽しみにしています。
そして優馬くんはというと、主演舞台ドリアン・グレイの肖像を終えたあと一週間もしないうちにDREAMBOYSの舞台に立つ、2013年を彷彿とさせる忙しい夏となるのだ。
 
DREAMBOYSが決まった時、私はまたあの時のように心配と不安の中にいた。
大丈夫だろうか、そう不安になった時、2013年の優馬くんを思い出した。その瞬間に「ああ、そうだこの人あの時あんなに生き生きとしていたんだ」と思った。この人は大変であればあるほど自分を輝かせて、エネルギーに満ち溢れた美しい人になるのだと思いだしたのだ。こうやって不安にさせるのも優馬くんだが、不安を取り除いてくれるのもいつだって優馬くんだ。過去の優馬くんがきっと大丈夫だろうと思わせてくれた。
まさに優馬くんが自ら言っていた、
「勝ち取ってきたすべてが今の君だから」だ。
優馬くんが勝ち取ってきたひとつひとつは確実に優馬くんの肥やしになっている。過去の自分が今の自分に自信を持たせてくれる、優馬くんは常にそんな生き方をする人だった。忘れていた。
それを思い出したので、今となってはまたあの夏のようなエネルギーで充満している美しい優馬くんに会えるのだ、と楽しみでしょうがない。そこにいるのはもしかしたら、2013年の優馬くんよりももっと美しくてパワーに満ちた優馬くんかもしれない。
そう思うと楽しみで楽しみで、大好きな夏が待ち遠しくなった。
 
そしてこれは完全に私個人の意見になるが、語弊を気にせずに言うと、ドリボの優馬くんの公演数は多くはないが、代役なんかに思われたくない。キスマイのライブがあるからそのための穴埋めだなんて思われたくない。
公演数は少なくても優馬くんはきっと、帝劇の真ん中に立つ責任感と、ジャニーズの舞台を背負う覚悟をもって舞台に立ってくれると思う。だから私も優馬くんと共に戦うつもりで優馬くんを見たいと思っている。
そして本当に本当に何もかも気にせずにいうと、優馬くんが他の何者も食ってしまうほど輝けばいいと思っている。そして優馬くんにはそれが出来ると思っている。他の追随を許さず容赦なく蹴散らかして堂々と真ん中に立てばいい。私はそんな優馬くんがとても見たいです。
これは私の優馬くんに対する評価であり信頼であり、期待でもあります。
 
最後に。私にとって2015年の夏が2013年の夏とひとつだけ違うことは、自分がこの目でその美しさを見れること。あの時は誰かの言葉から、テレビから、DVDから間接的にしか味わえなかった優馬くんの美しさと熱い夏を、今回は同じ場所で味わえる。そのことが何よりも幸せで、何よりも不思議だ。
未だに実感できない「現場」は思ったよりも、優馬くんの美しさに冷静になってしまう事を知ったし、まだまだ慣れないことだらけだ。
でも優馬くんの姿を見れることが貴重なことだと忘れないようにして、1回1回を大事にこの目に焼き付けたいと思う。そんな楽しみしかない夏になる。そんな気がしています。
長く語りましたが、要は今年の優馬くんの夏も楽しみで楽しみで仕方がないということです!
 
こんなに語っといてドリボのチケットが手元に届かなかったらズッコケるので神様仏様よろしくおねがいします…!どうか私に帝劇の真ん中に立つ優馬くんを見れる券を…!という願いを込めてハガキをせっせと書いてポストにぶち込みました。どうか優馬くんの夏をこの目で見れますように、最後に言霊を残して終りにします。
南無南無。