君の名は希望

優馬くんの名前は希望と今 知った

CROSS HEARTについてつらつらと

初めに言っておきますが、この記事、何日もかけて宿題みたいにちょっとずつちょっとずつ書いてきたので、すごく取り留めのないものになっています(笑)もはや自分用のメモなんじゃないかと思えてきた(笑)
でもどうせなので自分のために残しておきます。

…………とりあえず、濃かったなあという印象。

思えば去年の3月から、長かったようで本当にあっという間だった。
屋良くんと優馬くんの久しぶりの共演。優馬くんの初めてのミュージカル。後輩テラモロとの共演。楽しみな要素はたくさんあって。
ライブバージョンから本公演の3ヶ月間がほんとうに楽しかった!
ライブバージョンは、目まぐるしく繰り広げられる光景に圧倒されるだけでしたが、ミュージカル公演はそれをひとつずつ紐解いていく作業で、この流れはとても新しい形だなーと思いました。
ライブバージョンを見た時はコレ盛大なネタバレでは(笑)と思ったけど、蓋を開けてみればネタバレではなく、本当にいいところで終わる「予告編」だったのは玉野さんにやられたなーと思うところでもあります(笑)

舞台の全体的な感想を言うと、場面展開が多く次々とステージがめまぐるしく変わるのが印象的。
優馬くん出演の外部作品の中でも、今まででいちばん展開が多かったのではないかなと思いました。
だけどそれに比べて、テーマや伝えたいことはとてもシンプルで単純で、明確でした。
この分かりやすさも優馬くんの出演舞台で1番だったのではないかと思います。
玉野さんが考える愛や友情や運命というものがセリフやシーンのそこら中に散りばめられていて、それを汲み取れさえすればいい、とてもシンプルな舞台でした。
だからこそ汲み取る作業が気持ちよくて、答え合わせや伏線を回収する過程自体が物語にあるからグッと引き込まれるなーと思っていました。
それいゆと例えると1番差がわかりやすいと思います。
それいゆもすごくシンプルなテーマですが、こちらは人によって変わる、答えや感じ方が何通りもある抽象的なテーマです。そして1番の差は、それいゆは答えをこちら側に委ねていること。「あなたにとって」美しく生きるとは?というスタンスをとっていること。
対してクロスハートは明確な定義や言葉をもって、愛や運命、友情に対しての「考え」を説明しているところが、こちら側が探さなくていいシンプルさだと思います。
ただ見れば分かる、というシンプルさが私は新鮮でした。
まあ設定やストーリーには多少びっくりするところもあり、想像の斜め上をいくこともありましたが、さすがはジャニーズが主演の舞台。
多少のトンチキさも飲みこんで、説得力に変えるあたりはもはや得意技だなーと屋良くんと優馬くんを見ながら思っていました(笑)
だてにトンチキジャニーズワールドに生息してるだけあるなと思います。(褒めてる)

舞台の内容にも触れると、1幕は流れるようなスピード感があって、2幕から徐々に物語が展開していくよう流れで、見ごたえ十分でした。そして。リュックやセザールだけじゃなくて、ひとりひとりにきちんと背景があって、物語があって、想いがある。まさに登場人物みんながクロスしていて切なかった。
見ながら運命って本当にあるのかもしれないなあとぼんやり思っていました。
運命とは「人間の意志を超越して幸、不幸が巡ってくること。」
セザールとリュックが対立してしまうのも運命。
セザールとアルセーヌが出会ったのも運命。
リュックとカミーユが惹かれあうのも運命。
セザールの母がブルゴーニュ派に捕らわれたのも運命。
その運命が巡り巡って、588年後の悟に託されたのかなあなんて。
「過去の運命を変えれば、現在の宿命も運命も変わる。」
そう言われて悟は過去の運命に立ち向かい、588年後の世界を変えたけど。
でも結局1428年のセザールとリュックには関係のないことで。2人は悲しい結末を迎えることになった。
最期、2人はひとつになったままで。身体はセザールで心はリュックなんて。
なんて残酷でなんて尊い友情が生んだ最期なんだろう。
そしてリュックは目の前でカミーユに別れを告げ、セザールとしてアルセーヌの剣で死んでいった。
2人はお互いに愛する人の前で生涯を終えたのだ。
私はそれはリュックが、セザールを選んだんだと思っている。
もちろん自分の信念のためでもあると思うけど、親友だからセザールを尊重したし、お互いリュックとセザールとして運命を全うしたことにしてくれたんじゃないかって。
一見この結末だけみると何も変わってない気もするけど、リュックがカミーユに想いを告げる機会を作ったことも、セザールがアルセーヌに「お前を愛している」と告げたせいで助けるタイミングが出来たことも、ぜんぶ悟がタイムスリップしたからなんだなと思うと、ちゃんと意味があって。
悟がタイムスリップした後の方が、少しだけ1428年のみんなも幸せになってるよね。カミーユはリュックの想いを聞くことが出来たし、何よりアルセーヌはちゃんと生きている。その事実だけでも救われた気持ちになりました。

そしてこの時の運命の答えが、588年後にちゃんと「正解」として作用していたのが何よりも救われました。
教授の息子が悟になり、悟の母も元気で、さらに陸も事故で死ぬ事もないし、そしてその事故で芹菜と出会うことになる。
ちゃんと宿命も運命も変わっていた。あ、この時ちょっとすごいなーと思ったことがありました。
陸が事故に遭うとき、タイムスリップ前は「陸!!!!」って叫ぶだけだった悟が、タイムスリップ後の世界では助けようと飛び込んでいる。知らない間に悟は運命に再度挑んでいて、セザールだけじゃなく、悟自身もタイムスリップ前と後で違っているんだということ。きっとこの時は逆に、588年前のセザールの声が悟の中に響いていたんじゃないのかなあなんて妄想までしました(笑)
ちゃんと悟自身にも、運命を変えていく強くて確かな信念が芽生えるようになったんだなあと嬉しかったなあ。地味にすごく好きなシーンでもありました。
それから宿命や運命が変わっても、2人が親友であることは変わらないのも嬉しかった。あの最期の「何かあると信じていたよ…」「そうか…」「来世で会おうぜ友よ」「ああ」の重みのある誓いが、588年後の来世で「俺たちは同志だからな!」「同志!?大げさだなぁ。親友だろ?」「「とーもよっ♪」」っていう無邪気な誓いで叶っているのをみて胸がギュッてなったなあ。
争いのない平和な時代で、親友として一緒に生きている2人を見ながら、ああこの結末しかなかったんだなって、この588年後の未来のためにセザールとリュックは傷つけあったんだなって思ってしまいました。セザールとリュックとして出来なかったことを、今ぜんぶ叶えている。その無邪気で楽しそうなシーンがラストシーンだったのはズルいなあと思わずにはいられなかった。


そして役についても。
やらゆまの、やらゆまによる、やらゆまのための「親友」っていうのが最高だった。
お互いがお互いを思いあっているのに、世の中に引き裂かれる2人。
なんて美しいんだろう。なんて儚いんだろう。
やらゆまを見る度にそう思っていました。
そして玉野さんはよくアテ書きをすると言っていましたが、見事な観察力だなーと思いました。
リュックなのに屋良くん本人のエッセンスを感じたし、セザールなんて優馬くんと重なるところばかりで胸が痛かった。
熱くて真っ直ぐで、素直で純粋で優しいリュック。
熱くて真っ直ぐで、冷静で脆くて強いセザール。
2人は対立しているのにどこか似ていて。だけど絶対的に違う。
リュックは、自分の信念を貫ける強さを持っているし、自分の力で切り開く強さも持っている。
セザールは、信念を貫く強さももちろん持っているけど、誰かのために生きられる強さも持ってるんだと思う。
言うなれば、リュックは
"自分を変えることで、周りを変えていく人"で、
セザールは、
"周りを変えていくことで、自分を変える人"だ。
だからリュックはシノンに行って皇子シャルルに直談判しようとしたし、セザールはブルゴーニュ派に身を委ねて300人の命と母を救おうとした。
守りたいものや信念は同じで、ただ方法が少し違っただけ。
どちらが良い悪いとかではなく、ただ単に性質的な話で、そしてどちらも簡単なことではない、すごいことだ。
その対極的な2人が親友だというのが面白いし、きっとお互いを補い合うのがこの2人なんだろうなーとも思う。

そしてやっぱり、優馬くんは何かを背負っているように見えるんだなーとも(笑)
セザールは結局、自分の背負ったものを誰にも言えず、親友にすら言わずに死んでいった。
「気でも狂ったのかセザール」と親友に言われながら「しょうがないんだ。こんな世の中がいけないんだ。」「これが俺の選んだ道なんだ」「これが俺達の運命の答えなんだ」 と絶叫しながら命を絶った。
とても悲しくて切なくて、なんでいつもこうなんだ、どうしていつもひとりぼっちなんだと思わずにはいられなかったけど。
リュックには「何かあると信じていたよ」と言われ、アルセーヌには「分かってる。あなたは本当は優しい人。」と言われ「何があっても彼を守る」とティエリから言われるセザールは幸せなんだろうなあと。
裏切っても信じてくれる、殺されても分かってくれる、ずっと真っ直ぐに愛してくれる、セザールにはちゃんと想ってくれる人がいる。それに気づくと、セザールという人間の深みが増していく気がして嬉しくなったなあ。
そしてやっぱり、美しかった。独りで死んでいくセザールも、愛する人を自分の手で殺してしまうセザールも、リュックを切りつけるセザールも、狂気じみた部分すらも美しかった。私の大好きな優馬くんだった。
私は結局、こんな優馬くんが好きなんだろうなあと。なんで、どうしてひとりぼっちにするの、と思う反面、優馬くんは孤独でこそ美しさが増すなあと感じる自分もいて。ひどい話だけど、私はどうしようもなく優馬くんのまとう孤独とか背負うものに惹きつけられるんだなあ、と。それでも心配にならないのは、セザールみたいに誰にも言えなくても理解してくれる人が、優馬くんにもいることが分かるからで。
玉野さんの目にもそう映ったのかなあと思うとどこか安心してしまいました。
そして、改めて孤独をまとい悲劇を辿れるのは優馬くんの武器だと感じました。
一方で屋良くんは、どんな困難な状況でも迷うことなく自分の思いを貫いて、どんなに難しくても諦めずに理想を求め続けていくのが本当にピッタリで。
しかもどんな状況でもいつでも明るく前向きな姿は、自分を諦めないことは幸せで楽しいんだろうなと思わせてくれる。
だからこそリュックに、屋良くんに、たくさんの人がついていくんだろうなあと。
屋良くんの周りはみんな楽しそうで。屋良くん(リュック)の思いはみんなを明るくさせるんだろうなあと、改めて屋良くん自身の人柄に憧れました。
屋良くんが自分のためにしていることって、結局誰かを笑顔にすることだったり、誰かを引き上げることだったりするんだろうなあ……。そしてそういう誰かの想いも自分の力にして、原動力にして進めるひとで。どちらかが一方通行になるんじゃなくてちゃんと相互作用にさせるのってすごいよなあ。とも思いました。
だからきっと屋良くんと関わると、その関わる人も輝くし、屋良くん自身も輝くんだろうなあ。
これが普通に出来るってすごいよなあ。改めて、とんでもないお人だ……。

こうやってみると、本当に本人に合ったキャラクターだなあと思う。
だからこそ多少ぶっ飛んだ設定も飲み込んで感情移入出来るんだろうなあとも(笑)
セザールとリュックがとんでもなくエモかったのも、優馬くんと屋良くん自体の関係性が舞台でも生きていたからで。屋良くんと優馬くんは「親友」ではないかもしれないけれど、同じくらい深いところで繋がっていて、本当に前世から一緒だったんじゃないかって思わせる説得力がありました。
「来世で会おうぜ」という588年前の約束を果たした悟と陸には、壮絶な過去があったとは思えないくらい穏やかで幸せな時間が流れていて、前世での出来事を知ってる私(観客)からすると泣かずにはいられないように出来ていたのもズルかった。
とにかく悟と陸も、セザールとリュックも、屋良くんと優馬くんも尊いなあ…………

そして、優馬くんについても。
ドリアン・グレイの肖像、それいゆに続いて3作目の外部舞台。
さらに今回は、初めてのミュージカル。
2015年から舞台でのお仕事を途切れることなく頂いてる優馬くん。その姿はもう立派な座長だなあと。
こちら側も不安になったり緊張したりせずに見れるようになっていて、続けることの大きさを知ったような気もしました。
そんな舞台自体は慣れてきた優馬くんだけど、今回のミュージカルは初めて。最初はこれだけ優馬くんを応援してきて、まだ「初めて」なことがあったんだなあと純粋に驚いていたけど、舞台に立つ優馬くんは堂々としていました。
いつものやつね。こっち側が本当に初めてですか!ってなるやつね(笑)
でも雑誌などのインタビューでは「最初は基本的な事でつまずいた。なぜこのタイミングで歌い出す!?みたいな(笑)」と言っていたり、「(ミュージカルは)やることがいっぱいで大変。」と言っていたり、ちゃんと大変な思いもしていたんだなあと知ると、ちょっと安心しました(笑)
あと、当たり前だけど私は優馬くんのファンだから、贔屓目に見てしまうし、褒めたいタイプなのですが、正直に言うとやっぱり経験豊富なカンパニーに引っ張ってもらったなあという感覚もありました。
でもそれが逆に嬉しかったりもする不思議な感情だったんですけども。さっきも言ったけど、優馬くんて何事も本当に初めてなんですか!?ってなることが割と多くて。多分根が真面目だし優等生タイプだからだと思うけど、ステージ上の優馬くんていつも及第点はきちんと超えてくるイメージなんですよやっぱり。それが個人的に今回は及第点ギリギリの印象で。その感覚が「初めて」だったんです。優馬くんの事で「初めて」のことを本当に「初めて」だと感じたのがすごく印象的だった。いつも「初めてなのに」って感覚で優馬くんの初挑戦は見てたけど、今回初めて「初めてだから」っていう感情になった。それがなんか本当にゼロからの優馬くんを見れた気がして嬉しかったんだよなあ。たぶん今まで2、3くらいレベルが上がった状態からの優馬くんしか見れなかったからかなあ。変な感覚かもしれないけど、ね。

それと、優馬くんがミュージカルに飛び込んだことで「優馬くんは歌は上手いけど超が付くほどでもないし、決してミュージカル向きな声だとも思わないし、特徴的な個性がある声質なわけでもない。」って感じちゃうこともあったけど、それでも私にとっては他の誰にも真似できない、優馬くんにしか出せないひたすらに優しいあの声が、世界で1番だいすきだなーとも再認識しました。なんかもうそれだけでじゅうぶんって思わせる力が優馬くんの声にはある、と私は思っています。ファンだから当たり前っちゃ当たり前なんですけども。
あとは場数かなとも。磨きようによっては優馬くんのあの優しい声がもっともっと生きるようになる場所だとも思ったので、にんじんが本当に嬉しかった…!!!!!
またミュージカルで優馬くんの姿が見れることも嬉しいし、何より中山優馬にミュージカルの需要があったことが嬉しかったよ…!!
ちゃんとクロスハートを次に繋げられてよかったね。

それ以外で言えば、演技に関してはすげえな…って手放しでため息ついてばっかで。ストレートプレイもこなしてきたし、映画もドラマもこなして演技する現場が圧倒的に多いから当たり前なんだけど、ちゃんと進化してるのがすごいなって。
やっぱりステージ上での優馬くんは立ち止まったり停滞することがない人だなって。
クロスハートは私たちのまだ知らない曇天も北斗も経てきてる優馬くんだったから、今の優馬くんがここなら曇天や北斗はどうなんだろうって思わずにはいられなかったし、ちゃんと吸収してきてる優馬くんだったから楽しみが増えた気もしました。
あとクロスハートは私の大好きな優馬くんの眼が生きるお芝居をしていたのが嬉しかったな。
なんかね、優馬くんの眼って表情があるなーって前から思っていたけど、今回はそれに温度感もあって。すごく良かった。
1人3役してるんだけどね、優馬くんだけじゃなくて眼もちゃんと3人の人格があって。タイムスリップ前のセザールはすごく冷徹で冷たい眼で、悟のときは少し弱気なうるんだ眼で、悟の本質を残したセザールは、冷静だけどどこか哀しみが宿った眼をするの。
しかも、セザールでもアルセーヌと歌う時には悟っぽい優しい眼をしていたり、逆に悟でも教授に「変えられるもんなら変えてみたいさ!」って叫ぶところにはセザールの鋭い眼が宿っているのがすごいなって。1人3役なんだけど完全な別人格ではないから、一瞬で人格を行ったり来たりするのよ。
まるで眼で物語のページめくるみたいにくるくる変わるのすごかった…。特にタイムスリップ直後の、悟とセザールの人格行ったり来たりするところなんかもはやゾッとしたよね。「殺すつもりはなかったんだ…!」から「これが俺の運命なんだ!」までの短い間に眼まで人格入れ替える中山さんの仕事人っぷりね。すごい鮮やかに変わっていくのがゾクゾクしたし、日に日に迫力が増していくから見ていて本当に楽しかった。

あとは一番単純にあー好きだなーって思った眼はやっぱりアルセーヌとの「二人の愛の道」。
私東京公演はぜんぶアルセーヌ側だったからなんとか大丈夫だったんですけど、大阪公演はセザール側で見たんですよね。
もうね、宇宙。優馬くんの瞳は宇宙。あ、私たちはずっと優馬くんの瞳の奥で生きていたんだなって、瞳の中のギャラクシーだったんだなってやっと気付きました。
優馬くんの瞳は宇宙説、提唱していこうと思います。あのガリレオ・ガリレイにも負けない世紀の大発見なんじゃないかと思ってる。(大真面目)
美しい夜という設定だから演出というか照明もものすごく綺麗なんです。でもそれに負けない瞳の輝きがすごい。
むしろ綺麗な光たちを反射させてよりいっそう瞳の輝きを強くするんです…。
光を跳ね返すんじゃなくて吸収してより輝きを増すのがこれまた優馬くんだなあって感じで。
しかも最後に無数の光のラインが客席に向かって一点になるときに、その光を見あげる優馬くんがこの世のものとは思えない美しさで、眩しくて見えないです。こうなると優馬くん自身も宇宙だったんじゃないかなって。さっきから大真面目に言っています。
優馬くんて宇宙だったんだ、私たちを生んだ神だったんだ、私たちは優馬くんの生んだ銀河の一部なんだ………さすがにこれは自分でも何を言ってるか分かりません。
ただ概念として優馬くんは宇宙なんです。
何回も言うけど、真面目に言っています。毎日ちゃんと3食食べてるし、睡眠もとっている健康体です。
らちが明かないのでもうやめます。

そして最後はカンパニーについて。
これは本当に優馬くんがカンパニーに属する度に思ってるし、毎回同じこと言ってるからハイハイそれね的な感じなんですけども。
今回もすごくいいカンパニーだった!!!!!!!!
本当に優馬くんは人に対しての引きが強い。これだけは本当に全方位から恵まれているとみなしていいと思う。
素敵なキャストの皆さんで、結束が強いのが本当に伝わってくるカンパニーで。また優馬くんは素敵な繋がりを築いたんだなあと嬉しくなりました。
優馬くんの初ミュージカルがクロスハートで良かったなーと心から思ったし、このカンパニーで良かったなと思いました。
本当に経験豊富なキャストの皆さんで本当に助けられたなと思います。あと優馬くんがこのキャストから色んなものを盗めたんじゃないかなっていうのも嬉しいところでした。
ここまでだといつもと変わらない話なんだけど、今回ちょっとだけ違ったのはやっぱりテラモロかな。
優馬くんにとって初めての「後輩」ポジションの2人で。ここまで後輩と仕事することとか、密に関係築くことってよく考えればなかったんだなーって優馬くんの言葉聞きながら気付きました。
初めて後輩が可愛いなって思ったって言ってたり、ジュニアに戻った時に頭ひとつ分飛びぬけてて欲しいって言ってたり、初めて聞く言葉ばっかりですごく新鮮だった。そしてもうこんなポジションするんだっていう月日の流れも感じたり。
あと一番好きだったのは、ふぉゆ兄さんの誕生日会で焼き肉パーティーした時に、何もしなかった寺西くんに「兄さん方のお祝いやから一番下が肉焼かんかい!」って叱ったエピソード。なんて任侠みのある叱り方wwwミナミの帝王かよwwwって言うのも面白かったんだけど、優馬くんてちゃんとこういう時に叱る人なんだなって新しい発見できた気がして。それも含めてすごく好きだったなあ。
まあよく考えるとテラモロとそんなに年も変わらないし、なんなら同年代なんだけどね(笑)それで先輩になるのかーと思うと優馬くんてやっぱり小さい頃(10代)から場数踏んでんだなーっていう単純な気付きもありつつ、ね。
あとは逆もあって、後輩の立場からの優馬くんの話を聞けるのも新鮮でした。お芝居に対してのアドバイスをくれただとか、周りをよく見ていて全体を理解している、とかテラモロもちゃんと見てるんだなって分かったし、すごくいい関係だなと思いました。
これからこういう場面も増えてくだろうし、優馬くんがどんな「先輩」になっていくかも楽しみ。
今までずーっと素敵な「先輩」を見てきただろうから、これからは同じことしていけるといいね。

というわけで、去年の3月に発表があってから半年後の舞台て!て思ってたクロスハートが無事に終わってもうすぐ一ヶ月。
時の流れが早すぎてむしろ私がタイムスリップしてきたのかと一瞬焦ったけど、この舞台は優馬くんがChapter1の特典映像を撮ってる頃に話が出たと言っていたので、優馬くんたちにしてみれば、もっと長いスパンで見えていて感慨深いんでしょうね。
構想から約1年半かかっていることに驚いたけど、無事に幕を下ろせて本当に良かった。
でも、舞台の寂しいところって千秋楽を迎えるととたんにその世界がなくなってしまったかのように思えるところですよね。
昨日まではあった世界が、今日にはもう存在しなくなっているような気がするとすごく悲しくなってしまいます。
テレビみたいに簡単に再生できなくて、自分の頭で記憶した映像を思い出すしかないしね。
さらにはミュージカルには「音楽」というものがあるので、音としても記憶に残るからより濃く思い出すなあと。
だからまた、会えますように。
それまでは頑張って頭の中で再生させるから、来世と言わずにまたすぐ会わせてくださいね。
待っています、いつまでも、いつまでも。
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優馬くん23歳のお誕生日おめでとう!

タイトルがすべてです!!!
言いたい事終わりました!!!!!

といいつつちょっとだけ(笑)
相変わらず可愛い可愛いと愛で続け、天使だと言い続けている優馬くんももう23歳。気づけばもう立派な大人。
毎年言ってる気がするけど、10代から見ているとほんとうに月日の早さを感じます。
病める時も健やかなる時もじゃないけど、どんな時も優馬くんと一緒に歩いてきたんだなあと思うと感慨深い。
そして誕生日はいつも、そんな日々を思い返して思いを新たにするのです。
今日は22歳の優馬くんの尊さを噛み締め、23歳の新しい優馬くんに思いを馳せました。

ちなみに今日、優馬くんを思いながら食べたものたち。
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かわいい。

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なにこれかわいい。

優馬くんをおかずに食べるご飯はおいしかったです。(語弊がある)

願うことはひとつだけ。
23歳の優馬くんも笑って過ごせますように!!
ただただ笑ってくれれば。
楽しんでくれればそれがいちばんです。
その姿を、少し見せてくれるだけでいいです。
もう少し欲を言わせてくれるのなら、
今までしてきたことがもっともっと実る1年になればいいなあとも思います。
明日からの23歳の優馬くんも楽しみです。

最後になりますが。
優馬くん生まれてきてくれてありがとう!
そして23歳のお誕生日おめでとう!!!!
君の未来に幸あれ。
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優馬担としての2016年

2015年にも同じ記事を書きました。
今年1年の優馬くんのお仕事と、おたくとして感じたことをつらつらとまとめるだけの記事です。
sea813.hatenablog.com


まずは一応、今年1年の優馬くんのお仕事をザッと。

1月:「中山優馬Chapter1 歌おうぜ!踊ろうぜ!YOLOぜ!TOUR」DVD発売
4月:「目指せ♪ドリームステージ」公開、それいゆ稽古
5月:それいゆ(大阪公演)、「曇天に笑う」アクション稽古、「北斗-ある殺人者の回心」オーディション
6月:それいゆ(東京公演)、「曇天に笑う」撮影、Feeling Me Softly配信
7月:「ホーンテッド・キャンパス」公開、「曇天に笑う」撮影
8月:「曇天に笑う」撮影、「北斗-ある殺人者の回心」撮影
9月:「北斗-ある殺人者の回心」撮影
10月:「北斗-ある殺人者の回心」撮影、CROSS
HEART稽古
11月:CROSS HEART Live ver.
12月:CROSS HEART Musical ver.(東京公演)

こうやって見てみると今年は毎月休まずにお仕事してて嬉しいな~~!!
去年(2015年)は上半期畳み掛けるようにお仕事してくれて駆け抜けた感覚があったけど、逆に下半期はほぼほぼ何もなくて、それが4月まで約半年続いたので正直その間はこんなにも暇かと嘆いたのですが(笑)、あと年明けそうそうカウコンで死ぬほど落ち込んだので結構最悪な幕開けだったんだけど(笑)、まあふたを開けてみたら、バリバリ働いていて良かったな~と胸を撫で下ろしました。
ちなみに今年もカウコンがありますが、あまり期待せずに自己防衛本能剥き出しで見ようと思います(笑)
CDTVに出るのは寝耳に水すぎて予想外でしたが、年明け早々歌う優馬くんが見れるのは純粋に幸せだな~~と。ともかく2017年は良い年末年始が迎えられるようにと願っています……。
でも、あれからもうすぐ1年経とうとしてるなんて信じられない……。毎年飽きるほど言いますけど、寝て起きたら1年終わってる感覚……。
まあ残念なのは今年見れるものが少ないから、すぐに優馬くんの頑張りが確認出来ないことですが、逆にいえば楽しみが残ってるってことだから、まだまだおたく辞められないな~!とズルズル生き残り続けることになりそうです(笑)

優馬くん的には、主演舞台2本、映画公開2本、映画撮影(公開は2018年)1本、ドラマ1本と、俳優に関してのお仕事がかなり充実してた1年だったんじゃないかなと思います。
様々な雑誌の取材で、お芝居が大好きだから今は俳優を頑張りたい、いろんな役をやって、いろんな監督とご一緒したいと常に言っていて、やっぱり自分のやりたいことや、求めているものに関して軸のブレない人だな~と思っていて。そのためには努力も惜しまないし、果敢に挑戦する人だから、そのへんはすごく信頼して活動を見守っていられました。
ただ北斗をオーディションで勝ち取っていたことで改めて「あ、この人本気なんだな」と感じて、自分の思い描いたビジョンを実現させようと自ら行動できるバイタリティーには驚かされました。
見た目に反して、穏やかで柔らかくてどちらかというと淡白な性格だし、自分から目立とうとするタイプではないからこっちも緩く構えちゃうけど、実はうちに秘めた意思や熱量は人一倍ある人で、それを口に出さずに飄々としてる人だったな~とちょっと思い出した。
一見受け身そうに見えて、意外と自分から行動して攻めの姿勢を崩さないのが優馬くんだったな。
優馬くんのそういうところいちばん尊敬しているし、いちばん好きだし、そういうの感じる度に応援していてよかったなーと思う。
あと、ずっと感じてはいたんだけど、ソロ活動を始めてからの優馬くんは本当に安心して見れるというか。やってる事と優馬くんの言動も一致してるし、どれも強くて明確な意思だからこちらもちゃんとそれを応援しようと思える。
どこに向かいたいのか、どうなりたいのか、事務所はどうしていくのか、分かりづらくて何も見えない数年前とは確実に違うな~と今年はより一層感じました。でもそれも、その間にもドラマや舞台などの与えられた仕事と丁寧に真摯に向き合ってきてきちんと基盤を作った優馬くんがいたからなんですけどね。だから後は進むのみ(たくさんの作品に出会う)というステージに来ている気がして、すごくワクワクした1年でもありました。
もう舞台や映画を見ていても不安に思ったり、変に緊張したりせずに「優馬くんなら大丈夫」って思えるから、それはちょっと感慨深かったな~~。
10代から積み重ねたいろいろな経験は、着実に優馬くんの肥やしになっていると確信できるし、経験を無駄にしないような仕事をする人だから、本当に信頼できる人なんだよな~と心から思います。
私は自担は褒めて伸ばしたいタイプです(笑)
2017年も優馬くんがやりたいと思うことを思いっきりやって欲しいし、もっとたくさんの作品に出会えるといいなとも思います。
すごく俳優としての優馬くんにも期待しているし、軌道に乗るといいなーとあけすけに言っておきます!言霊!
あとこれは本当に個人的な意見だし、優馬くんがやりたいようにしてくれればいいんだけど、まずは質より量でどんな小さな役でもいいからとにかくいろんな役をこなすことを目先の目標にしていけたら、もっと優馬くんのやりたいことに近づくんじゃないかなーなんて思ってます。そのためにはもちろん事務所がどうしていくかとか、どう売るのかとか、いろんなこともあると思うけど、さすがにそこまで気にして応援するのは疲れるので(笑)、とにかく優馬くんを信頼して見守ります。


そして、自分の話。
優馬くんを応援する私の2016年の感覚としては、舞台と公開された映画2本でしか優馬くんの姿は見れませんでしたが、優馬くんにこんなにお仕事があるって思うだけで嬉しかったし、何も無かった半年があったから余計に嬉しさ増し増しだった感覚しかない!
唯一今年のうちにみれた主演舞台2本と映画2本も安定の満足度で、現場2年目の2016年もほとんど足を運べて個人的にも幸せだった~~!!
それいゆはいろいろ考えさせられて心に刺さりまくる上質な舞台だったし、何より1年も待たずに再演が決まって来年にまた淳一先生に会えるのが嬉しい( ; ; )( ; ; )またこうやって次のお仕事に繋げられたことは優馬くんの自信にもなったんじゃないかと思うと、要望送ったり優馬担も頑張ったなーと思います。
私は優馬担(自分含め)のことも褒めて伸ばしたいタイプです(笑)
ホーンテッド・キャンパスはあまり満足に映画館には通えなかったけど、スクリーンに大きく映る森司くんに感動したのは忘れられない思い出だし、DVDが優馬くんの誕生日にお家にくるし、クロスハートもだいすきなしぇんぱいとの初共演をこの目で見れたし、何よりずっと夢だった優馬くんの初ミュージカルをこの目で見れてもう思い残すことないし、ほんっと最高の1年でした!
残る曇天に笑うと北斗も、すでに公開されてる情報だけで期待度グングンあがってるから見るのが楽しみ!!
どちらも俳優・中山優馬にとってポイントとなる大きな仕事だと期待しています……!

あともうひとつ。これは今年特別思ったっていうわけでもないし、2017年に向けての目標というわけでもないんですけど。
自分の中ですごく大切な指針を見つけられた気がしたので、どうしても言葉に残しておきたくて。
レディキャで優馬くんが屋良くんから「何を目指して生きている?」って質問されてて、私も優馬担として考えてみたんですよ。
そしたら意外と明確にあって。
「ああこのためにファンやってたんだ、って瞬間に出会うこと」
だったんですよ。
正直優馬くんを応援することは楽しいことだけじゃないし、なんでこんなに上手くいかないんだろうって思うこともあって。でもそれでもちゃんと進んでて、ああ今この瞬間だーー!!っていう時があるんです。
その時ってすごく達成感と安堵感に駆られて、今まで辛かったこととか悲しかったこととかぜんぶぜんぶ吹っ飛んで、幸せのアドレナリンしか出ないみたいな感覚になるんですよね。報われたというか、ぜんぶこのためには必要だったんだ、辛さも悲しさも嬉しさも今までの全部がなきゃここに辿り着けなかったんだ、みたいな。それをこれからも見たいなって。
今まであった1回は、YOLOコンのオーラスで。
そんなにしょっちゅう感じられるようなことではないと思ってるし、1回だけでも何回も何回も思い出して幸せになれるし、それだけでも充分なんだけど。
何年、何10年、どれだけかかってもいいから、いつか、あれを超える瞬間に出会うことが、今の私の優馬担としての目指すものであり、きっとゴールだと思う。
それだけ簡単には出会えない瞬間だとも思っています。
でも、優馬くんなら連れて行ってくれるし、私ならちゃんと感じられる気がしています。

それから話は優馬くんのことに戻りますが、優馬くんのソロ活動についても(懲りずに)いろいろ考えた1年でもありました。
グループに所属してない分、テレビの露出も、活動の幅もどうしてもグループと同じようにはいかないわけで。
当たり前だけどどんな仕事も1人でぜんぶこなさないといけないとなると、必然的に仕事量もグループよりかは制限されるわけで。
個人仕事がない時でも、グループでの番組や音楽活動があるから姿が見れるという状況も少ないし。
いちばん大きいのは、グループ自体の知名度が上がれば個人名も覚えてもらえるとか、グループの誰かの知名度があがれば覚えてもらう機会が増えるとか、そういう可能性が一切ないことで。
ぜんぶ自力でやっていくしかなくて。
まあそもそもソロ活動とグループ活動を比べること自体が間違ってはいるんだけど、やっぱりジャニーズ事務所は「グループ」が主体の事務所だから、気にしちゃうのはもう避けて通れないと思う。
そうなってくると優馬くんはグループ分の働きを1人でしなくちゃいけないし、ジャニーズ事務所にいながらソロ活動って決して割りに合ってるとは思えないけど(笑)
そこから言い始めるとキリがないから、やっぱりグループに敵う、グループとも対等に渡り合える特別な何かを見つけられるといいなーなんて。
まあ優馬くんが楽しくやってくれるのが1番なんだけど、やっぱりファンとしては優馬くんの魅力を知ってほしい欲もあるからさ……!
でも逆に言うと、ソロ活動だと自分のやりたいことを積極的に出来るから優馬くん本人にとっては動きやすいだろうし、それに当たり前だけど来る仕事は全部「中山優馬」になわけで。
仕事の大きさ小ささ関係なく全部優馬くんがやることだから、優馬くんにしか出来ないことだから、それを見れる喜びは他より大きいなと思う。
本当に来る仕事来る仕事ぜんぶありがたく思えるし、全部優馬くんが求められてのことなんだと思うと、その分ありがたみは増すよね。
グループの誰かがいれば成立するのとは違う、優馬くんという存在だけが求められている仕事しか来ないのは、よく考えるとすごいことなんだと気づくしね。

出来ればポジティブな面だけ見て応援するのがどう考えても楽なので、そういう気持ちで捉えられる様にしたいなーっていうのが個人的な課題です。
好きだからこそいろいろ考えちゃうけど、好きだからこそシンプルに応援したいね。
「考えるな、感じろ」
を目標に2017年は生きます。
色んな事削ぎ落として、ただただ優馬くんが好きだという感情だけ持ってたいな~~。
あとは好きなものは「あ!これ好き!」って瞬間で分かる人だし、完全なる直感タイプなので、2017年もそういう肌に合うっていう感覚は大事にしていきたいし、そういうものにいっぱい出会えるといいなあと思います。
そういう感覚を磨くとさっき言った私の「目指すもの」に近づけるんじゃないかなーなんて。
だからちゃんと感じられる訓練をしておきたい。
あと来年はTwitterでもなんでもいろんな人と交流したいなーと思っています!
自分の中で吐き出して終わるんじゃなくて、共有していきたいです。
それいゆを観て、なんでも内に向いてしまう自分の世界を変えたいと思ったので、もっといろんな人と話して外の世界も広げて行きたいです。
だから来年もきっとこのブログにもTwitterにもいろいろ書き残すと思いますが、良かったら付き合ってください。
実はブログ読んでますとかの一言いつも地味にめちゃくちゃ喜んでますから(こっそり)

最後に、今年の優馬くんの仕事に関して書き残した記事貼り付けて終わりにします。
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2016年の優馬くんも尊かったです!!!!!ありがとう!
2017年は早々にクロスハート大阪公演が控えていてすぐに優馬くんに会えるし、終わったらホンキャパも北斗もあって、それいゆ再演もあります。すでにお仕事がいっぱい控えているのはすごく嬉しいことなのでこの勢いのままお仕事できますように…!!!!
皆様もお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
良いお年を!!!!!!

WOWOW連続ドラマW『北斗‐ある殺人者の回心‐』

www.wowow.co.jp

私はこれから何を目撃するんだろう。どんな優馬くんと出会うんだろう。

いや、優馬くんではない、北斗くんか。

朝からものすごいスピードでまわるツイッターのTLを見ながら思っていました。

優馬くんにドラマのお仕事が来た。

優馬くんがドラマのお仕事をするのは、スモーキング・ガン(2014年4月クール)以来約3年ぶり、さらに主演ドラマはPiece(2012年10月)以来約5年ぶりとなる。

思えば長らく優馬くんがドラマで演技しているところを見ていなかった。

それが今回、久しぶりのドラマ。これまたすごい役を射止めていた。

優馬くんは今年5月に行われていたオーディションに勝ち抜いて、このドラマの主演に決まったそうだ。

撮影自体は曇天に笑うの撮影が終わった直後からちらほら噂は聞こえていて、本当だったらいいな、はやく解禁されるといいなと思ってはいたが。

いざ解禁されて、すぐに公開されたビジュアルや特報の映像やコメントを見ると、衝撃的なものばかりで。知らない間に優馬くんがこんなに身も心も削っていたなんて。

決して手放しで万歳して楽しみと言えるような明るいドラマではないけど、優馬くんがオーディションを受けてまで挑んだ作品を見れることはすごく嬉しいしやっぱり幸せなことだ。

優馬くんが北斗とどう向き合ったのか。北斗としてどう生きたのか。

知りたい。優馬くんを通してみる北斗を知りたい。

デリケートな題材なだけに、きっと苦しい部分が多いだろう。理解に苦しむこともあるだろう。幸せな誰かの後ろに隠れて見えない世界の話。でも確実に、この世界のどこかで今も起こっている話。普通なら想像すらできないのに現実に存在するからこその難しさがある。でもこの作品は確実に優馬くんのこれからの肥やしになる。新しい、まだ見た事のない優馬くんが見れる。そんな気がします。

と同時に、気が引き締まるような思いもある。

この物語が優馬くんに託されたと言う事は、北斗の人生を生きると言う事は、相当の覚悟と責任が伴っているだろうなと思う。

大変という言葉では片づけられないだろうし、題材の重さや大きさも並大抵ではない。

だけどそれと同じくらい意義のあるものだと思います。

ドラマって楽しむためにあるものだけど、きっとそれだけじゃなくて。

今この世界で起こっていることや、本当は知っていなければいけないのに知らずにいたことを伝えたり、考えさせるためにあるものでもある。

そういうことで言えばこの「北斗」という作品は、見る側にも膨大なものを受け取れるドラマになるのではないかなと思う。

それから優馬くんをずっと見てきた私としては、優馬くんがきっと今持っているすべてのものを費やして、不安を抱えながらも挑んだ作品だから、受け取る私も今私が持っているものすべてを費やして、目をそらさず見ないといけないなと思っています。

この作品を撮り終えたことが僕の誇りです、と言える優馬くんを私も受け止められる人でありたい。優馬くんが全身全霊をかけて挑んでくれたから、今度は私の番だなと思っています。

これを見終わったとき、世界も、私も、優馬くんも変わっている気がするんです。

この作品が優馬くんの、私の、大きなポイントとなると思うんです。

作者、監督、スタッフさん、WOWOW、それぞれに大きな思いがあるこの作品に優馬くんが主演できることを改めて誇らしく思うし、期待しています。

どうか、すべての人にとって少しでも世界が変わる出来事でありますように。

姫路文学館の中原淳一展に行ってきました

先日、姫路文学館で12月4日まで開催されている、中原淳一展に行ってきました。
姫路城に向かって歩くと辿り着くのですが、段々近づいてくると真っ白い姫路城と秋空のコントラストが壮大で、眺めながら思わずゆっくり歩いてしまいました。
あと姫路城の近くは忍者がいっぱいいたり、人力車が走っていたりと風情があって、着く前から楽しい気持ちに。
ちなみに姫路文学館の屋上からも姫路城が見れて、それもすごく綺麗でした。
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そして姫路文学館に着いてから、まず見えたのは。
中原淳一さんの描いた美しい女性。f:id:sea813:20161026020731j:plain
思わずこれを思い出しますよね。
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それから、こんなものも。
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入る前から中原淳一さんの描いた女性に迎えられます。



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中の展示会では、中原淳一さんの生い立ちを辿れたり、実際に中原淳一さんがデッサンした洋服のデザインや、それを着た美しい女性たちの下書きがありました。鉛筆で描かれた灰色の線は、柔らかく優しいタッチで女性の丸みを帯びたラインや、可愛らしい洋服を型どっていました。
色味のない下書きなのに、まるで色鮮やかに彩られたような女性の立ち姿に思わずため息。
さらには、実際に発刊されていた「少女の友」や「ジュニアそれいゆ」なども展示されていて、少し古くなった表紙に、今でも色褪せない中原淳一さんの描く女性が自信に満ちた顔で載っていました。
そして実際の雑誌に掲載されていた記事なども展示され、絵だけじゃなく中原淳一さんが推奨する「美しく生きるため」のススメもびっしり。
それはひとつひとつがすごく生活に寄り添ったものばかりで、贅沢をする「美しさ」ではなく、今あるものを活かし工夫していく「美しさ」が提案されていました。

本当にずっと「美しく生きること」を提案し続け、
自らにもそれを課してきた人なんだなと改めて思いました。
戦後という何も無い焼け野原にいた女性にとっては、難しいことだったのかもしれない。
「美しさ」を求めるには酷な時代だったのかもしれない。
それでも。だからこそ、美しくあるべきだと唱え続けた淳一先生の作品にはどれも夢がありました。
そしてそれを実現するための、リアリティもあった。
このバランスが女性たちにとって、希望となっていたのだと思います。

優馬くんが中原淳一さんを演じるまで、彼のことは何も知りませんでした。
むしろ優馬くんを通して、彼の信念や、生き方を初めて知りました。
でも「それいゆ」の舞台を観劇してから見る、中原淳一さんの作品は、先生の想いが伝わってくるように思えて。
優馬くんを通して知った、彼の想いを想像しながら見ると、とてつもなく愛しく思えて。
彼のことを何も知らないし、彼の生きていた時代に私は生まれてもないから、私にとって「中原淳一」は「それいゆ」でみたのがすべてで。
あれが私の知る「中原淳一」だけど。
でもそれでも、デッサン画や下書きを見たら、一生懸命机に向かってペンを動かして、何度も消しては描いてを繰り返す先生が見える気がして。そしたら、ものすごく淳一先生に会いたくなりました。
だから最後はちょっと切なくなって、寂しくなりながら、展示場を出ました。

そして出口のあたりには、中原淳一さんのグッズが販売されていて。
さっき見た絵を思い出しながらグッズを見て回ると、あれも可愛い!これも欲しい!ああどうしよう!とまるで、雑貨屋「ひまわり」を訪れる女子学生のような気持ちになりました。
そして私も舞子のように自分で働いたお金で、迷いながら悩みながらなんとか選んで、グッズを買いました。
きっと今も昔も、こういう喜びは変わらないのだろうなと手に入れたものを眺めながら思っていました。
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その喜びを抱えながら外に出ると、もう既に夕方で。オレンジに染まる姫路城はさっきと変わらないはずなのに、少し寂しく見えて、またさっきの寂しさを思い出してしまいました。
そして、結局淳一先生に会いたくなった。

それから数日後。
舞台「それいゆ」の再演が決まりました。
本当にビックリした。
あれから家に持ち帰ったグッズを眺めては、淳一先生に会いたくなっていた矢先だったから。
本当に会えるんだと思うとすごく嬉しかった。
大げさかもしれないし、ポエマーみたいなこと言うけど、
淳一先生が会いに来てくれたんだと思いました。
「やあ。いらっしゃい。」って。
そんなことを思うくらい、その日は1日中浮かれていました。


こんなに早い再演があるなんて思わなかった。
こんなに早く会えるなんて思わなかった。
新聞の記事には、大反響だの人気舞台だの、再演希望が殺到したなど、嬉しい文字が踊っていて。
これで再演したいと強く言っていた優馬くんの思いも、昇華されたんだなと思うと、いろんなところにメールや手紙を認めた優馬担も報われたなーとホッとした。
やっぱり本当にこうやって形になると嬉しい。

また4月に淳一先生に会える。
あのひまわりのようにまっすぐ前向きに生きるそれいゆの人たちに会える。
優馬くんにとっての初めての再演。
私たちにとっても初めての再演の舞台観劇。
一緒に「初めて」を経験できることを楽しみにしています。
また泣いちゃうんだろうなあ。
淳一先生の言葉を聞いて、動く姿を見て、会えた喜びに感動するんだろうなあ。
今からそんな自分が、目に見えます。
前回とは違った淳一先生に。前回よりもパワーアップしたカンパニーに。会えることを楽しみに4月を待ちます。
そして私自身も、あの時とは少し違った自分で淳一先生に会えたらいいなあと思っています。
それまで、このブログに書き残したそれいゆを読んで備えます。
本当に楽しみだー!!!!


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プレゾンからみる屋良くんと優馬くん

もうすぐ、いつか優馬くんにミュージカルを!
と夢見てたことが叶う。
もう今年の終わりには叶ってしまう。夢みたいだ。
しかも、同じ舞台に屋良くんがいる。夢みたいだ。
優馬くんが師匠と慕う屋良くんがそばにいて、主演を張る。
夢みたいだけど、夢じゃない。
その夢を自分で目撃する前に、2人が出会った思い出の舞台「プレゾン」と「やらゆま」について、ちょっと記事にしてみたくなった。

  • 歴史は、 2010年から始まる。

少年隊さんから引き継いだPLAYZONEは、
今井翼くんを筆頭にジュニアたちの舞台となった。
そこに特別出演という形で参加したのが、
大阪からやって来た当時16歳の優馬くんだ。
屋良くんは少年隊さんがやってる頃から、PLAYZONEに関わるいわばPLAYZONEの大先輩だった。
当時の2人がこちら。
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屋良くんはビジュアルは全体を通して変化は少ないけど、優馬くんは変化の多い10代だからか、この時初めて、髪を茶色に染めて前髪を切っていて、プレゾンで1番美少女感強めの仕様になっている。
こうしてみると優馬くんが本当に幼くてまだこどもで、こんな時に2人は出会ってるんだなあと感慨深い。
この時関西からひとりでやってきた優馬くんは、舞台も初めて、ダンスも苦手という不安要素ばかりを抱えていて、あまり笑わなかったそうだ。
そんな優馬くんを笑わせてくれと事務所に頼まれた屋良くんは、いつでも優馬くんを気にかけてくれた。
もうこの時から、屋良くんはお兄ちゃんみたいな人だった。
後に屋良くんはこの時の優馬くんのことを、「まったくダンスをするイメージがなかった」と語っている。
同じように、私にもなかった。むしろ苦手なら無理しない方がいいとすら思っていた。アイドルって上手に踊れなくても、パフォーマンスとしては成立すると思ってたから。だから、優馬くんには必要ないと感じていた。
実際優馬くんも「僕は踊りが好きじゃありません。」とハッキリ言っていたようだし、優馬くんにとっての「ダンス」は、言われたことをただやるだけ、真似するだけのものだったらしい。
でも、この時の優馬くんは、それはもう必死だった。急にレベルの高い現場に振られ、ダンスの玄人に囲まれる、そんな場所で一生懸命手足を大きく広げ、ステップを辿りながら16歳の子がひとりで戦う姿はがむしゃらに映った。
ちなみにふたりはこの時以来、約6年ぶりに今回のミュージカル「CROSS HEART」でお芝居の共演をすることになる。
もっとやってそうな気がしたけど、演技の共演は1度しかないというのが改めて驚いた。

  • そして2011年からの、歌とダンスだけのショーとして生まれ変わったプレゾンにも2人は出演している。

2人でのパフォーマンスはないが、屋良くんも優馬くんも、自分がメインの曲がそれぞれあり、TravisJapanの前身・JR.Aや、ふぉ~ゆ~などとパフォーマンスをすることが多かった。

  • ふたりでのパフォーマンスでは、2012年のプレゾンでのスシ食いねェ!がある。

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この時から優馬くんは「ダンスは苦手だけど、楽しくなってきた。」と語るようになり、さらに屋良くんは「優馬が「楽しくて笑えてくる。」と、袖で言ってた」と嬉しそうに語っていた。
最初は好きじゃなかったダンスにどんどん楽しみを見出していく姿は新鮮で、また優馬くんは新しい武器を吸収したんだなあと嬉しかったのを覚えている。
さらに、2012年はプレゾン以外でも関わりがある。優馬くんのソロデビューシングルの振り付けを屋良くんがしてくれたのだ。今となっては恒例のタッグだが、その始まりはMissing Pieceだった。
当時SHOCKに出演していた屋良くんは、忙しい中でも「優馬(のため)ならいいや」とこもりっきりで振り付けを考えたそうだ。
この話は後から聞いたのだが、この時からもうすでにこんな信頼関係が出来ていたんだなーと思うと胸が熱くなる。
そして今振り返ると、こうしてプレゾンだけでなく、優馬くんの活動にも屋良くんが関わってくれたことで、ふたりの距離が一気に縮まったと個人的には思っている。
「やらゆま」という確立されたタッグはここが始まりなんじゃないかと、ファンとしては勝手に見立てている(笑)


  • それから翌年の2013年。

この年は優馬くんにとっていちばん忙しかった年だったと思う。
夏ドラマの2番手として出演しながらの舞台で、撮影と青劇を行き来する日々だった。
それでもこの年からプレゾンは優馬くん、翼くん、屋良くんの3人で並ぶフォーメーションになっていたのだ。
前年は佐藤アツヒロくんがいたので、4人で並ぶことも多かったが、やっぱり前に立つのは翼くんや屋良くんだった。それが2013年からは、3人が横並びで踊る曲が格段に増えた。
プレゾンに出演して4年目になる優馬くんが、翼くんと屋良くんに並んでいる姿は、なんとも言えないものがあった。
探すのがやっとくらいの後ろで一生懸命踊っていた幼い優馬くんが、大人の顔つきをして、2人と並び堂々とステージに立つのを見た時「ああ、ここまで来たんだな」とすごく感じた。
そんな優馬くんにとってすごく大きな節目だったような気がする2013年プレゾンは、なんといっても「水の帰る場所」だろう。
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優馬くんの曲の中でも、落ち着いたどこか寂しげのある曲に、屋良くんがコンテンポラリーダンスを振り付けたパフォーマンス。
見てもらえば分かるが、すごく異質だ。ここだけ違う世界かのようにも思える。
全体の流れで見ると切り離されたような感じがするが、決してプレゾンから浮いてないのがすごいなと思う。
屋良くんも、このパフォーマンスを舞台でやっていいのか悩んだそうだ。
でも優馬となら出来る、と取り入れることを決めてくれた。
だからトラヴィスが振り付けをすることが多いプレゾンの楽曲で、これは屋良くんの振り付けとして披露された。
もともとの曲自体に世界観が強いが、それに上手く寄り添うように付けられた振りは、ゆっくり静かにそれでいて力強く、身体に流れ込んでくる。
そんな、不思議なパワーのあるパフォーマンスになっている。
確かに優馬くんと屋良くんならではの、とても存在感のある独特なパフォーマンスだと思う。
ふたりの持つ力が合わさった、真骨頂だなと思う。
だから私はこの「水の帰る場所」がいちばん好きだ。この物語がだいすきだ。
ダンスって何かを表現する手段なんだ、と改めて感じることの出来るクオリティーの高いショーだった。

  • こうした2013年を経た翌年、2014年のプレゾンは、もう優馬くんは本当堂々と、翼くんと屋良くんと並んでいた。

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いつの間にか10代を終え、20歳になっていた優馬くんに、もうあの頃の幼い面影はない。
屋良くんとも、くだけた口調で話し、プレゾンカンパニーとは家族のような関係になっていた。
こんな未来があるなんてなあ、と思うがぜんぶ優馬くんの努力なんだろうなあと思う。
そしてそれをずっと一緒にいて見てくれていた屋良くん。
この頃には優馬くんのシングルは屋良くんが振り付けすることが恒例となり、特典の映像にも普通に屋良くんが映ることも(笑)
プレゾン期間中にGet Up!の振り付けと、MV撮影をしていた映像には師弟としての「やらゆま」が見える。
振り付けも、MV撮影も、音楽番組の収録にも必ず参加してくれた屋良くん。たぶん優馬くんにとってはこれ以上ないくらい頼もしくて、安心だっただろうなと思う。
(誰に振り付けをしても、必ず収録にも参加するらしい屋良くんは改めてストイックだなあ。)
もうプレゾンだけではない関わりで、屋良くんも「自分が優馬の年のときに出来なかったことをぜんぶさせたい。」と言ってくれていた。

  • そして最後の年、2015年。

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この年のプレゾンは、冬だった。最後の青山劇場。
なんとも言えない寂しさと、悲しさのなか、最後のプレゾンも夏と変わらず熱くて力強かった。
翼くんの体調が心配な中、幕の開けたプレゾンだったが、3人でまた踊る姿を見れたのは嬉しかった。
でも体調を考慮して、翼くんが出ない時もあり、その時は屋良くんと優馬くんの2人が前に立っていた。
これもこれですごい光景だなあとぼんやり思ってた。
あの屋良くんと、同じ場所に立ってる優馬くんに改めて胸が熱くなるというか。普段は師弟関係のような「やらゆま」だけど、同じ場所に立つときは、カンパニーの仲間として存在しているように見えて嬉しかったなあ。
確実にこの6年間のプレゾンの中で、優馬くんが屋良くんと出会えたことは大きかったと思う。
大先輩だけど、気さくで飾らず自然体だから、優馬くんも遠慮したりせず距離を縮められたんだろうし、屋良くんが歩み寄って同じ位置にいてくれたからこんなに仲良くなれたんだろうと思うと、本当にすごい人だなあ。
さらに2015年は、優馬くんのソロコンにもプロデューサーとして携わってくれて。
ドキュメンタリーで優馬くんのことを話す屋良くんを見ていて、本当に優馬くんのことちゃんと見てるんだなあと思うところがいっぱいあって、愛情を感じた。
そしてそれと同じくらい優馬くんが、信頼して尊敬してるのも伝わってきて、本当にいい関係なんだなあと言うのも感じた。

そんなプレゾンからソロコンを経たふたりが、次に仕事するときが楽しみだなーとぼんやり思っていたら、今年もまた屋良くんとのお仕事が決まった。W主演でのミュージカル。
優馬くんにとって初めてのミュージカルに屋良くんがいることは、安心感もすごいけど、同じステージに立つのは緊張感もすごいんだろうなあと思う。
でもすでに始まっている雑誌などでの露出で、色々な対談を読んだけど、読めば読むほど楽しみになる。
玉野さんが優馬くんが先輩(屋良くん)に対して遠慮するんじゃないかと心配してるという話が出れば、「それはないですね」「だってこいつご飯とか食べに行くときもなんも遠慮してねーもん(笑)」といい意味で遠慮のない2人の関係性が見て取れるし、演技での共演は久しぶりだから嬉しいと言い合う姿はこっちまで嬉しくなる。
もともとこのミュージカルの話は、優馬くんがファーストアルバムを出した時(2014年秋頃)にはもう既にあったそうで、それから約2年の時を経て実現しているそうだ。
その間にプレゾンが終わり、屋良くんはミュージカル数本に主演し、優馬くんもストレートプレイの舞台を数本こなした。
私は実現までに、この間があって良かったなあと思う。
プレゾンが終わり、一緒の仕事も少なくなったけど、お互いそれぞれ舞台の経験も積んで、ソロコンも成功させて、という流れがあってからの共演で良かった。
これを経て久しぶりにステージに立ったときに、ちょっとでもこいつ成長したなと思えるような。
屋良くんに刺激を与えられるような。
そんな優馬くんだったらいいなと思う。

それと、私はずっと、思ってたことがある。
優馬くんにとって、屋良くんといることはメリットでしかないし、与えてもらうものしかない。
だけど、屋良くんは?
屋良くんにとって何か優馬くんがメリットになることってあるんだろうか。
優馬くんは屋良くんに何をあげられるだろう。
需要と供給は釣り合ってるのだろうか。
私が気にすることじゃないけど、それがとても疑問だった。
だけど、この舞台関連での対談で、屋良くんが最初に振り付けしたくれたときに「優馬ならいいや」と思ったと聞いて、すごくハッとした。
そういうことじゃないんだなって。
私が利益とかそういうことばっかり気にしてるだけで。
屋良くんは、本当に器が大きい人だ。
たとえ多少自分に利益がなくても、きっと「優馬ならいいや」って言える人なんだと思う。
だからこそ、優馬くんも尊敬するし、たくさんの人がついていくんだろうな。
そういう人だから、優馬くんも好きなんだろうな。

でも対談の中で、ちゃんと需要と供給もあるんじゃないかと思ったものもあった。



完璧な関係性だなと思った。
屋良くんも振り付けていて、優馬くんの勘の良さを気持ちいいと思っていて、さらに優馬くんは優馬くんで「屋良くんだけに見えてる世界をみたい。」と思いながら踊ってるんだと思うと、すごい関係だなあと思う。そして屋良くんのダンスについて、こんな端的で美しい言葉で語れる優馬くんのセンスがほんっとにすきだし、屋良くんの簡単には感じられない先を見たいと感じさせる感性を信頼している。
そんなふたりが舞台の上で共演する。
きっと、すごい化学反応が起こる気がする。
まだ見た事のない新しい「やらゆま」が見れる気がする。
個人的に、プレゾンは見たことがないので、屋良くんと優馬くんが同じ舞台にいる姿を見ることが、初めてになる。
初めて並んだふたりを見た時、自分がどう感じるのか、どんなパワーが見えるのか未知数でワクワクするし、期待と信頼しかないので楽しみだ。
そしてなにより、プレゾンでしか共演経験のないふたりが、稽古や本番を共にして、そこでほぼ初めてのお互いの姿を見て、何を感じてどう思うのか、それが聞けるのを楽しみにしている。
それいゆでの辰巳くんと優馬くんで、プライベートも仲の良いふたりが、仕事を一緒にすることは感慨深いなと思ったので、屋良くんと優馬くんのコンビも楽しみしかない。

ありがたいことに、ライブバージョンもミュージカルバージョンにもお邪魔する予定だから「やらゆま」の魅せる、新しい世界をこの目で見れることに本当にワクワクしている。
もう稽古も始まっていて、ライブバージョンはもうすぐ開幕だが、今日の屋良くんのウェブ連載では「今日は可愛いユーマがいないからなあ」とボヤいていて、やらゆま好きとしてはニヤニヤせずにはいられなかった。
手帳もお揃いとアピールしてくるリア充ブログみたいな屋良くんの連載嫌いじゃないよ!大好きだよ!
そんなだいすきなふたりが、同じ舞台に立つのをこの目で見れるまであともうすこし。
3月に発表されてからまだまだ先だと思ってたのに、もうすぐそこまで来てるんだから、きっとここからはあっという間だ。
それまでこの記事を読み返して、士気を高めようと思う。(何のだ)
というわけで、やらゆま好きによる、やらゆま好きのための記事でした。

星に願いを

私の担当、中山優馬くんは「星のような人」だ。

ジャニーズ事務所に入り、たった数年でアイドル街道を駆け上がるように、デビューした。
順風満帆に見えて、一筋縄ではいかなかったそれからも、優馬くんはジャニーズ事務所のアイドルとしてい続けた。
そんな当時15歳だった幼い優馬くんも、もう22歳。
あの頃からは想像もつかないような未来がやって来ている。私は誰かに囲まれ、仲間と共に歩いている、そんな未来を想像していたし、それを願っていた。だけど、今ある現実では、優馬くんはひとりだ。
ソロ活動という先の見えない道を、今は一緒に歩いている。それはまさに手探りで、先は優馬くんの背中以外何も見えない。
それでも優馬くんの背中だけを追って、優馬くんが力強く前を歩いているから、迷わず立ち止まらずここまで歩いてきた。
それもぜんぶ。優馬くんだからだ。
優馬くんだから信じられる。優馬くんとだから強くなれる。
私はいつもそう思っている。
アイドルを応援するとはそういうことだ。
おたくとは常に応援するアイドルと共にあると思う。
私はそうやってずっと続いていくんだと思っている。
 
でも、そうじゃない場合もある。
おたくではなく、ある日突然アイドルが歩みを止めたときだ。
世間がオリンピックに沸く中、突然歩みを止めたアイドルを目の当たりにしたとき、5月にあった舞台「それいゆ」で五味役を務めた金井勇太さんの言葉を思い出していた。
優馬くんのことを「星のような座長」と紹介してくれたのだ。
この言葉がとても印象に残っていた。
そしてふと思い出した。
本当にその通りだよなあと思って。
優馬くんは「星」の人だ。
夜道を歩いていて、街の眩い灯りからふと視線をあげると飛び込んでくる星のような。
自分で見上げないと気づけない星のような。
立ち止まって見上げた人にだけ分かる宝石のような。そんな人。
星自身は強烈な輝きを放っているのに、自らでは主張せず、私たちの目に入ってくる輝きはささやかで、控えめで。そして、それまでに絶対的な何億光年もの距離がある。
この距離だから丁度良い輝きなのかもしれない。
絶対に届かないから、あんなに綺麗に煌めいて見えるのかもしれない。
私は優馬くんを見る度にそう思う。
一方で、「太陽」の人もいる。
希望の象徴で、どんな人でも照らしてくれる明るさがあって、誰に対しても平等で、強くて強烈な存在。
その人がいるだけで世界が明るくなって、いなくなると暗くなってしまう。そんなまぶしくて、みんなが見上げる存在。
でも皮肉なことに太陽は眩しすぎて見えない。まぶしすぎるあまり、目に入らない。私たちが受け止められるのはその光だけ。
そして容赦なく、望まない人も照らしてしまう。無自覚に、影を作ってしまう。
もしかしたら影にいる人にとっては、その熱さも、まぶしさもぜんぶ傲慢に見えるのかもしれない。
そういう人のために、星はあるのだなあと思うのだ。
こっちを見てと主張することもないし、太陽みたいにみんなが気づくわけじゃないけど、でもどんな時も頭上にあって、見上げた日も下を向いて歩いた日も、きっと変わらず輝いている。
そして見上げた日には、その輝きでそばにいるよって知らせてくれる。
そんなささやかで、控えめで、それでいて見上げた日はご褒美みたいに綺麗で。
見上げた人にだけ。気づいた人にだけ。
惜しみなく降り注ぐ煌めきがある。
私は優馬くんはそんな人だと思っている。
だから金井さんが星のような座長と言ったとき、優馬くんにピッタリだと思って、そんなアイドルもいていいんだと思った。
アイドルみんながみんな、太陽とは限らない。
太陽みたいに自らが発光して明るい世界を作る人も、星みたいに暗い世界を明るく照らしてくれる人もいるだろう。
でもどちらも照らしてくれることに変わりはなくて。
私の光であることは間違いないのだ。
そして、その光は、私たちの元に届くまで何億光年もの距離をたぐり寄せているのだ。
さらに太陽は、熱くて眩しいから誰も近づけない、孤独な戦いを強いられている。
星は、たくさんの小さな星屑たちの輝きを犠牲にして自分の輝きを空に映している。
こうやってそれぞれ何かを失いながら、光でいてくれているのだ。
 
その光が、暗く翳る時。
私たちは何ができるのだろう。
太陽が、燃え尽きる時。
太陽が隠れて、雨が降りしきる時。
星が、儚く散る時。
星が雲に隠されて、曇る時。
遠くから見上げる私たちは、
どうすればいいのだろう。
光を失った時。
私たちはどうやって生きていくのだろう。
光のない世界は。
どんな世界なんだろう。
いつまでも私たちの頭上にあると思っていたその光が。
見上げればいつでも見えてたその光が。
私たちが消えてなくなっても、そこにあり続けると思っていたその光が。
突然見えなくなる。
世界から誰もいなくなったようなそんな虚無感。
世界が終わる時ってきっとこんな感じ。
その日は何の前触れもなく、突然来て、突然終わる。
それを思い知らされた。
太陽だって、星だって、生きている。
いつかは消えていくのかもしれないし、いつかは燃え尽きるのかもしれない。
私たちと一緒で、永遠じゃない。
あまりにも遠すぎるから、毎日頭上にあって輝いているから。
そう思えないけど。
私たちはそれを知らなければならない。
知った上で、見上げなければならない。
そして、見上げる度に思い出さなければならない。
今日も照らしてくれること。
世界が明るさで満ちていること。
いつか暗闇になってから分かるその前に。
今ある光をちゃんと見つめるべきだ。
 
優馬くんが、星として私の頭上にいてくれること。
優馬くんがこの空で輝くことを選んだこと。
見上げれば、優しく私を照らしてくれること。
下を向いた日も、変わらず頭上にあること。
それは小さな軌跡と奇跡の積み重ねであって。
当たり前じゃないことをちゃんと知っておきたい。 
見上げる人としての、光を享受する人としての。
使命でもあると思う。
いつか、その日が来ても。
散りゆく時が来ても。
もう世界が終わってもいいと思えるように。
一緒に終わりを迎えたいと思えるように。
今ありったけ、見上げられるうちに。
何億光年分の光を、今日も見上げたいと思う。
 
それから、今はただ。長い間太陽として照らし続けてくれた、ひとつの大きな大きな光を失ったことをすごくすごく悲しく思います。
どうか最後くらい、美しく散ることができますように。
そして。私の星に、願いを。どうかいつでも笑っていますように。こんな時にも願うことしか出来ないけど。星に願いを、託します。